
韓国のテーマパーク「ロッテワールドアドベンチャー」が人気オンラインゲームと連携した新エリアを導入し、外国人観光客の増加につなげている。
同施設はゲーム大手ネクソンと協力し、「メイプルストーリー」の世界観を再現した常設エリア「メイプルアイランド」をオープンした。面積は約1983平方メートルで、今後10年間の長期運営を前提としている。
オープン初週末のデータによると、外国人入場者数は前年同期比で約14%増加した。全体の来場者数も前週比で約20%伸びるなど、明確な集客効果が確認されている。
2026年第1四半期の外国人客も前年同期比で約10%増加しており、特に台湾と中国からの来訪者が全体の半数以上を占めている。
新エリアには、ゲーム内の「ヘネシス」「アルカナ」「ルディブリウム」といった世界観を再現し、ローラーコースターや回転型アトラクション、ドロップ型施設など3種類の新アトラクションを設置した。既存施設もテーマに合わせて改装されている。
ロッテワールド側は、単なる施設更新ではなく「世界観への没入感」がテーマパーク競争力の核心だと強調する。外部IP(知的財産)との連携により、短期間でトレンドを反映できる点を強みとする。
また、長年のゲームファンが親世代となり、子どもと一緒に来園するケースも増えている。懐かしさと新鮮さを同時に提供する戦略が、ファミリー層の集客にもつながっている。
園内で販売されるキャラクター商品も人気を集め、品切れが相次ぐなど、コンテンツ連携による相乗効果が広がっている。ロッテワールドは今後も国内外の有名IPとの協業を進め、インバウンド需要の拡大を狙う方針だ。
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