2024 年 10月 13日 (日)
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SMエンタ株、持分競争で急騰…1カ月で83%

SMエンターテインメントのイ・スマン前総括プロデューサーと歌手兼俳優のキム・ミンジョン(c)news1

韓国の芸能事務所SMエンターテインメントの株価が経営権確保のための持分競争によって1カ月で83%も急騰した。この過程で個人投資家と機関投資家は積極的に差益を実現させ、少なからぬ利益を残した。

ただしSMの株価がネット大手カカオの公開買付価格を超えると、市場はSMの筆頭株主になったHYBE(ハイブ)側のまた別の「博打」を期待して売り物を再び買い集めている。

韓国取引所によると、SMは8日、8800ウォン(5.88%)値上がりした15万8500ウォンだった。SM史上最高値を再び更新した株価だ。

カカオの公開買付価格が15万ウォンだが、これを超えた株価だ。こうなると、カカオも公開買付に失敗する可能性がある。

ただし7日と8日、ともに「その他法人」が買い集める姿は見られなかった。個人、外国人、機関(金融投資、銀行、保険、私募ファンド、投信、年金基金など)など一般的な投資家間の取引がほぼすべてだった。

これに先立ち、HYBEの公開買付期間にはカカオとヘリオス、ユハンなどその他法人が200万株を買い集め株価が大きく上昇した経緯があるが、少なくとも現在まではその他法人の買い集め現象は現れていない。

カカオとHYBEの持分競争でSMの株価が天井知らずに急騰し、個人と機関は大幅な売却益を得た。

HYBEの公開買付が始まった2月から現在までの1カ月間、SMの株価は8万6700ウォン(2月1日)から15万8600ウォンへと82.93%高騰した。

理論的には2月1日にSMの株式1000万ウォン分を買ったとすれば、3月8日時点の評価額は1829万3000ウォンに増えているわけだ。

(c)news1

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