2025 年 3月 14日 (金)
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韓国の総合重工業企業「2000億円規模」サウジ発電所建設の契約締結

サウジアラビアのルマ1、ナイリヤ1ガス複合発電所の位置=斗山エナビリティ(c)KOREA WAVE

韓国の斗山グループの総合重工業企業「斗山エナビリティ(Doosan Enerbility)」が2兆2000億ウォン(約2234億円)規模のサウジアラビア・ガス複合発電所建設工事の契約を締結した。

同社は発電所建設専門会社「SEPCO3」とコンソーシアムを組み、EPC方式(設計から機器供給、設置、試運転に至るまで全工程を一括で遂行)で2028年までに完工を目指す。

サウジ電力調達庁(SPPC)が国際入札で発注したのは、サウジアラビア中部ルマ(Rumah)地区と、東部ナイリヤ(Nairyah)地区におけるプロジェクト。それぞれ首都リヤドの北東80kmおよび470km離れた場所に1800MW級のガス複合発電所を1基ずつ建設し、その後25年間にわたり生産された電力をSPPCに販売する。

韓国電力公社コンソーシアムは昨年11月、SPPCと電力販売契約(PPA)を締結している。

斗山エナビリティ幹部は「今回の契約は、中東地域のエネルギー需要の増加と相まって、斗山エナビリティの建設遂行技術と競争力を国際舞台で再び証明した事例。サウジアラビアの安定した電力供給のために最善を尽くす」と述べた。

(c)KOREA WAVE

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