2025 年 1月 22日 (水)
ホーム社会「額に1センチの石片、埋まったまま縫合」という痛さ…韓国・患者が医師の対応に怒り

「額に1センチの石片、埋まったまま縫合」という痛さ…韓国・患者が医師の対応に怒り

JTBC番組「事件班長」映像(c)news1

額を負傷した男性が病院で縫合手術を受けた際、傷口に埋まった石片を取り除かずに縫合されたという事例が明らかになった。韓国の40代男性が韓国のテレビ番組「事件班長」に体験談を提供した。

それによると、事故は昨年12月14日未明、ソウル市冠岳区にあるアパート駐車場で起きた。男性は足を駐車ポールに引っ掛け、アスファルトの地面に額を打ち付けた。

この事故で額に裂傷を負い出血した男性は、妻とともにタクシーで近隣の救急病院に向かった。だが、縫合手術をすぐにはできないと言われ、別の病院に移動した。そこで腹部7針、額3~4針を縫う治療を受けたが、治療の過程でX線撮影はなかった。医師は「その後の傷の治療は近くの病院で行ってください」と案内し、治療は終了した。

男性はその後、細かな骨折や頭部内部の出血を心配して近所の整形外科を訪れ、X線検査を受けた。その結果、縫合手術を受けた部位に異物が発見された。超音波検査の結果、男性の額から1センチほどのアスファルト片が摘出された。

男性が最初に縫合手術を受けた病院にこの事実を伝えたところ、病院側は謝罪すらしなかったという。男性によれば、病院は「しっかり治療を受けてください」「縫合時には肉眼では確認できなかった」「私たちに追加でできることはありません」と回答しただけだったという。

(c)news1

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