韓国ロッテグループの製菓会社「ロッテウェルフード」は11日、米ニューヨークのタイムズスクエアで「ペペロデーイベント」を開催した。約18万人が詰めかけ、韓国の記念日文化を楽しむ人々の姿が、外国メディアを通じて伝えられた。
ペペロは日本の「ポッキー」に似たスティック菓子で、ペペロの形に似た「1」が並ぶ11月11日に韓国では親しい人や恋人、友人の間で「ペペロ」を贈り合う習慣がある。
タイムズスクエアの中心「ファーザー・ダフィ・スクエア（Father Duffy Square）」に設けられた会場には、ペペロを味わえるサンプリングスペースやメッセージイベントゾーン、フォトゾーンなどが設置された。
メッセージイベントゾーンは、大切な人へメッセージを残せるように装飾されており、友情を分かち合うペペロデー文化を体験できるようになっていた。準備されたサンプルのペペロは早々に品切れになる場面もあった。
ロッテウェルフードは、ペペロの核となるブランド価値「分かち合い」の意味を高めるためのイベントも同時に開催した。朝鮮戦争（1950～53）に従軍した元兵士「参戦勇士」を招待し、その献身に感謝を伝える記念式典を開いた。大型の屋外スクリーンに感謝のビデオメッセージを流し、参戦勇士には感謝の花輪とペペロなどの贈り物を渡した。
ロッテウェルフードのイ・チャンヨプ代表は「タイムズスクエアのような米国のランドマークで、世界中の消費者と一緒にペペロデーを記念できてとてもうれしい。韓国独自の記念日文化が、世界中で楽しめる韓国文化として広がるよう、今後も多様なキャンペーンを展開していきたい」と述べた。
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