韓国で18日開かれた第26回「美しいトイレ大賞」公募展授賞式で、韓国道路公社大田忠南本部の「望郷サービスエリア」が大賞を受賞した。金賞は韓国鉄道公社江原本部で運営する「屯内駅トイレ」、銀賞は水原市西湖公園の「落照トイレ」など5カ所が選ばれた。
同賞は2002年の日韓ワールドカップを契機にトイレの衛生状態と清潔さを高めるために「美しいトイレ」を選定したのが始まり。今回は全国から計80カ所が応募し、27カ所が入賞した。
今年の審査基準は▽省エネの有無▽障害者など社会的弱者への配慮▽非常ベル・違法撮影の管理体系など安全性▽衛生・清掃状態▽アクセス性▽使用可能人数――だった。
大賞に選ばれた「望郷サービスエリアトイレ」は、男女トイレの入り口に授乳室とおむつ交換台を設け、高い評価を受けた。
金賞の「屯内駅トイレ」は誰でも簡単に利用できるよう障害物のない空間設計をした▽節水型トイレ・太陽光エネルギーなど省エネ設備を設置した――ことが評価された。
政府は今後、カーボンニュートラル・弱者への配慮など未来価値に基づいた「美しいトイレ」の表彰を続ける。
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