2024 年 11月 25日 (月)
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韓国・男女の所得格差がますます広がって…50代で最も大きく

ソウルのある雇用センター(c)news1

韓国で男女間の所得格差が年々拡大している。

統計庁国家統計ポータル(KOSIS)によると、統計作成が始まった2016年から2022年までの6年間で、男女間の平均所得格差が拡大した。

男性賃金勤労者の平均所得は、2016年の326万ウォン(1ウォン=約0.11円)から88万ウォン増え、2022年は414万ウォンになった。一方、女性賃金勤労者の平均所得は、206万ウォンから271万ウォンになり、増加幅は65万ウォンにとどまった。

男女の平均賃金格差は2016年の120万ウォンから2022年の143万ウォンに広がった形だ。男性の所得は女性の1.5倍になった。

年代別にみると、管理職が多い50代で、男女間の格差が最も大きかった。2016年の50代男性の平均賃金は386万ウォン、女性の平均賃金は196万ウォンで、格差は190万ウォンだったが、2022年には男性509万ウォン、女性280万ウォンで格差が229万ウォンに広がった。

2022年時点でみると、男性は年を取るほど賃金が高くなり、50代(509万ウォン)で頂点に達し、60代から低くなる傾向がみられた。女性は30代と40代が335万ウォンで最も高く、50代(280万ウォン)から賃金が急激に減っていた。

(c)news1

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