韓国の学生街が新入生と新社会人で賑わっている。単身世帯は決まった予算に合わせて狭いワンルームや職住兼用の「オフィステル」を中心に住居を決めることになる。
韓国統計庁の資料によると、2021年に単身世帯のうち住居面積が40平方メートル以下は54.6％に達した。全世帯を見ても40平方メートル以下に住む割合は21.3％を占めた。
MZ世代（1980年代～2000年代初旬の生まれ）は狭い環境でも自分の個性に合わせてスマートな空間を構成し、家の飾り付けにも積極的だ。家電、家具ブランドもやはり単身世帯向けを拡大し、活用度の高い製品を売り出している。
米ブラック・アンド・デッカーの掃除機「フレキシーハンディークリーナー」のラインナップは、コンパクトなサイズにも強力な吸入力を備えて注目されている。最大1.2メートル延びるフレキシーホースで高く深い位置のホコリもきれいに吸い込む。360度方向調節が可能で、手がよく届かない「死角地帯」まで掃除することができる。狭い空間でのスタンディング充電が可能だ。
隙間ノズルや延長管など計4種のアクセサリーが基本的についており、掃除効果を発揮する。放電前まで強い吸入力を維持するリチウムイオンバッテリーが採用されている。
一方、狭いワンルームでよく乾いた洗濯物の香りは期待しにくい。換気がうまくできないと臭いがしたり、室内のカビの原因になったりする。
アットホームミニックスの4in1プレミアムミニ乾燥機は乾燥、殺菌、脱臭、衣類管理まで計4つの機能を盛り込んでいる。航空機で使用する最高仕様のPTCヒーターを採用し、生地を痛めることなく早くて効率的に乾かすことができる。
また、衣類乾燥機専用UV-Cランプで優れた殺菌効果を備え、UV殺菌でも死なないハウスダスト、花粉などは熱風殺菌機能で効果を高めた。低騒音、低振動で世帯構成員が多いビラやオフィステルでも気軽に利用でき、消費電力も低く経済性まで備える。
環境にやさしい生ゴミ処理機ブランド「スマートカラー」の「400プロ」は、単身世帯が使用するのに適した2L容量のコンパクトサイズだ。独自の高温乾燥、粉砕技術で、タッチ1回で生ゴミを最大95％減らす。
平均処理時間が2時間半から4時間と短く、少量の生ゴミが頻繁に出る単身世帯が使うのに適している。また、セルフクリーニング機能を備え、管理が簡単なのも長所だ。1回の電気代約200ウォン前後（累進税適用）と負担も少ない。
(c)KOREA WAVE
