2024 年 11月 26日 (火)
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韓国の医学部定員、来年2000人増員へ···19年ぶりに拡大

ピクサーベイ(c)KOREA WAVE

韓国政府は6日、2025学年度の医学部定員を現在の3058人から2000人増員し、5058人にすると決めた。これで、医学部の定員は2006年から19年ぶりに増えることになった。

チョ·ギュホン保健福祉相はこの日、政府ソウル庁舎で「2006年度から19年間縛られていた医大の定員を果敢に拡大する。昨年10月26日に医師人材拡充のための2025学年度医科大学拡大推進計画を発表し、40大学から増員需要と教育力に対する資料の提出を受け、現場の点検を含む検証を終えた」と述べた。

ブリーフィングに先立ち、保健福祉省は第1次保健医療政策審議委員会を開き、医学部定員の増員規模を最後まで調整した。

医師の拡充規模について、政府は2035年の医師需給不足の見通しを基に増員拡大を決めたという立場だ。2035年に必要な医師人材の規模は1万5000人で、そのためにまず2025学年度の定員から2000人増員することにした。

チョ氏は「高齢化の推移、感染症の状況、医療技術の発展動向など医療環境の変化と国民の医療利用状況を総合的に考慮し、合理的に(医師人材規模)需給を管理する」と明らかにした。

関心は定員の大学別配分だ。政府は、非首都圏の医学部を中心に割り当てるという原則の下、作業に着手する。

チョ氏は「各大学の需要と教育力、小規模医科大学の教育力強化の必要性、地域医療支援の必要性などを多角的に考慮する。各非首都圏医科大学に入学時に地域人材選考で60%以上が補充されるようにする計画だ」と明らかにした。

2025学年度の大学別入学定員は教育省の定員配分手続きなどを経て、今後発表される。保健福祉省が教育省に総定員を通知すると、教育省は大学別増員需要を再確認するなどの手続きを進める。保健福祉省は2025学年度の大学入試日程に支障がないよう協議すると明らかにした。

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