2024 年 11月 29日 (金)
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「円、また下がった」…韓国で円預金、殺到

(c)ロイター/news1

円相場が100円当たり900ウォンを割り込み、円を買っておく人が増えた。先月、差益の受け取りなどで減少していた円預金が再び増加傾向を見せている。5大銀行の円預金残高は再び1兆円(約9兆ウォン)を超えた。

19日基準でKB国民、新韓、ハナ、ウリィ、NH農協の5大銀行の円預金残高は1兆387億円。今月だけで437億円(3840億ウォン)増。1日に約370億ウォンずつ(営業日基準)増えたわけだ。

6月(1兆4360億円)と7月(1兆3603億円)の1兆円を超えた円預金残高は、為替変動による差益の受け取りなどで先月9950億円に減少した。

7月末、100円=896.95ウォンまで下落した円は、先月18日、924.14ウォンまで上昇した。しかし最近、円が再び100円=900ウォンを割り込み、円投資が増えている。前日午前には取引中894.1ウォンまで下落し、8月1日に記録した今年最安値(895.18ウォン)を更新した。同日も100円=896.18ウォンで取引を開始した後、ほとんどの取引価格が900ウォンを下回った。

円は、円/ドルやウォン/ドルの影響を多く受ける。最近、ドルに対する円安とウォン高が重なり、円価格が100円=800ウォン台に下落した。

銀行業界関係者は「円預金は利子がないため投資目的の買収は注意する必要がある。円が上がらなければ、むしろ両替手数料などで損をする恐れがある」と指摘する。

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