2024 年 12月 23日 (月)
ホーム社会電話を受け取るとすぐ暴言…コールセンター苦しめた韓国のクレーマーに処罰

電話を受け取るとすぐ暴言…コールセンター苦しめた韓国のクレーマーに処罰

「120タサンコール財団」(c)news1

ソウル市が運営するコールセンターに電話をかけ、職員に暴言・悪口を浴びせ続けた男性が、暴行・脅迫・業務妨害や情報通信網法違反などの罪で懲役8月の実刑判決を受け、先月7日に確定していたことが明らかになった。

被害を受けたのは、ソウル市に関連する相談・苦情を受け付ける「120タサンコールセンター」。「120タサンコール財団」によると、男性は同コールセンターに電話し、激しい悪口と暴言を常習的に浴びせかけて業務を妨害し、オペレーターに精神的苦痛を与えたとされる。

財団は2020年10月30日、「男性が長期にわたる言葉の暴力でオペレーターに恐怖心と不安感を引き起こし、改善の余地も見えない」として刑事告訴に踏み切った。男性は起訴され、全州(チョンジュ)地裁南原(ナムォン)支庁が昨年12月、懲役8月の判決を下し、今年4月7日に確定した。

財団関係者は「今回の判決は“カスハラ”に警鐘を鳴らすものだ」と評価している。

財団は職員に対する言葉の暴力が激しかったり繰り返されたりした場合に法的対応を取っている。2019年から昨年まで8回にわたって悪質な31人を告訴・告発し、13人が罰金刑以上の処罰を受けている。

(c)MONEYTODAY

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