韓国の旅行会社「ツアー2000」が全ツアーを一括ドタキャンした問題で消費者被害が拡大している。旅行商品などを予約した消費者が集団訴訟の動きを見せると、ツアー2000側は払い戻しや被害救済方法を示したが、具体的な補償には至っていないようだ。
ツアー2000は先月31日午後、顧客に「経営悪化でこれ以上旅行商品の販売や運営が不可能になり、2月1日午後6時をもってサービスを終了する」と明らかにした。ツアー2000は、旅行商品を決済した顧客には一括キャンセルされると伝えた。
ツアー2000は自社ホームページで直接予約した直販予約の場合、韓国旅行業協会共済申請を通じて補償を受けることができ、外部チャンネルを通じて予約した場合、該当するチャンネルの顧客センターを通じて決済取り消しを要請することができると案内した。
しかし、予約金を現金で送った被害者の多くは、依然として払い戻しを受けられずにいる状態だという。
ツアー2000消費者の対策準備のためのあるカカオトークオープンチャットルームには同日、260人ほどが参加しており、集団訴訟準備のための他のオープンチャットルームには100人余りが参加している。
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