韓国で室内マスク着用義務が解除され、一部の代行運転手の間で「客はマスクを外すのに自分たちだけ着用しなければならないのか」という不満の声が出ている。
バス・地下鉄・タクシーなど公共交通機関ではマスク義務が維持されているが、代行運転はその対象ではない。だが「カカオT」や「Tマップ」など代行運転仲介アプリは「運行中にマスクをつけてほしい」と勧告している。
カカオモビリティは「カカオT代理」の運転手に「出勤時にマスクを用意することを忘れないでほしい」と告知した。カカオモビリティは「代行運転は公共交通機関に含まれなかったが、タクシーと同じように狭い空間でウイルスにさらされる可能性が高く、マスク着用を推奨する」と説明した。
Tマップモビリティも「運転手と顧客の双方の健康のために運行中にもマスクを着用することを勧告する」と告知した。
ただし両社ともマスク着用を「勧告」するレベルであり、現場の混乱は当面続くとみられる。すでに代行運転手のオンラインコミュニティでは「お客様がマスクをしなければ私もしない」という反応が出ている。
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