韓国携帯通信大手SKテレコムの人工知能（AI）サービス「エイドット（A.）」が、対話を記憶する「長期記憶」や写真・テキストなど複合的な情報を理解できるマルチモーダル（Multi-modal）機能を装着する。同社は今月、成長型AIサービス「エイドット」のサービス高度化に乗り出す。
使用する予定の「長期記憶」技術は▽利用者がエイドットと会話を交わす▽その内容をメモリーに保存しておく▽その内容を「脳の中から古い記憶を引き出す」ようにして対話に活用する――というものだ。
例えば、エイドットに「久しぶりに地下鉄に乗ったけど、乗り換えが面倒だ」と言えば「あなた、もともとタクシーに乗るのが好きだったじゃん」と言い返すなど、利用者が過去にエイドットに伝えた内容を活用して答える方法だ。
エイドットにスキーの話題で会話する場合、関連した写真を見せながら会話を続けられるマルチモーダル技術も今月中に適用する予定だ。
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