韓国科学技術情報通信省はこのほど、携帯用扇風機の電磁波について、国際人体保護基準の37％を下回り基準を満たしているとの測定結果を発表した。
市民団体「環境保健市民センター」が先月26日、携帯用扇風機の電磁波を測定し、危険性について提起したことを受けたもの。
同省は、市民センター側が測定した10製品（首扇風機4個、手扇風機6個）を含む、市販されている20の製品を対象に調査を実施。その結果、携帯用の首・手扇風機から発生する電磁波は、国際的に勧告された国際非電離放射線防護委員会（ICNIRP）人体保護基準の37～2.2％水準だったとしている。
同省は市民団体の測定で使われた計測器について「多様な電磁波の周波数を区分して測定できず、アンテナも標準に比べて非常に小さい。正確な測定に限界がある」と指摘している。
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