2024 年 11月 25日 (月)
ホームライフスタイル「手につかない」…カプセル型洗剤の発売相次ぐ

「手につかない」…カプセル型洗剤の発売相次ぐ

「7.Labトリプルパワーカプセル洗剤」(ライオンコリア)©MONEYTODAY

韓国で液体の洗濯洗剤市場が拡大し、容量を調節する必要がないカプセル型洗濯洗剤が人気を集めている。海外ブランドのほか、大型生活用品3社はカプセル型を発売、新型コロナウイルス感染で衛生に敏感になったあと、中小各社もカプセル型市場に進出している。

生活用品業界の関係者によると、日本の日用品大手ライオンの韓国子会社ライオンコリアはファブリックケアブランド「7.Lab(セブンラップ)」の初製品として「7.Labトリプルパワーカプセル洗剤」を発売した。ライオンコリアは液体製品を販売しているが、カプセル洗剤を出すのは初めて。

ライオンコリアは製品のほとんどを韓国国内で開発・生産している。カプセル洗剤も「韓国での開発・生産」を前面に押し出している。生活用品中堅「クリーンラップ」や「生活時代」「スナンハヌルプム」「アトセーフ」なども最近、高濃縮カプセル洗剤を発売した。

カプセル洗剤は水溶性フィルムの中に超高濃縮液体洗剤を定量密封したものだ。通常、洗濯物7キロ当たり1錠を洗濯槽に入れる。手に付かず、計量の悩みがなく、使用者が増えている。カプセル洗剤の登場はドラム式洗濯機の汎用化とも重なる。

韓国の洗濯洗剤市場は2016年に初めて液体洗剤が粉洗剤を上回り、一般的に使用されるようになった。ドラム式洗濯機は水の使用量が少ない半面、上から下に落とす方式で汚れを除去し、泡が少なくなければならない。粉洗剤を使えば溶けにくく、塊ができたり泡が十分にすすがれないため、液体型を使う使用者が多い。ここに利便性を加えたカプセル洗剤が人気を集めているわけだ。

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