
韓国サムスン電子は18日、水原事業場で上半期のグローバル戦略協議会を終え、人工知能(AI)大転換(AX)を加速させることで一致した。業務方式を全面的に再設計し、効率性と競争力を高める方針だ。
協議会は16日のモバイル経験(MX)事業部を手始めに、17日に映像ディスプレイ(VD)・生活家電(DA)事業部、18日に全社と半導体(DS)部門で開かれた。特にデバイス経験(DX)部門では、競争力回復策としてAI大転換の「速度戦」が重点的に議論された。
サムスン電子は外部の生成AIサービスを公式導入し、研究開発から生産、販売まで全過程にAIを適用する。全関係会社には担当組織も新設する。会議では、既存の働き方を見直し、AI転換によって業務生産性、意思決定の速度、組織の実行力を高める必要があるとの認識で一致した。独自の生成AIモデル「サムスンガウス」の高度化も並行するとみられる。
2030年までに国内外の生産工場を「AI自律工場」に転換する準備も進める。資材入庫から生産、出荷まで全工程にデジタルツイン基盤のシミュレーションを導入し、品質・生産・物流分野でAIエージェントによるデータ分析と事前検証を強化する。ヒューマノイド型製造ロボットも段階的に導入する方針だ。
DS部門では、各事業部の現況と下半期の販売計画を点検した。好況のメモリー事業部は受注要請状況を確認し、ファウンドリー事業部はグローバル顧客の受注拡大策を議論したとみられる。2026年に赤字が予想されるシステムLSI事業部では、成長基盤の確保と事業体質の改善が集中的に扱われた。
(c)news1