
ソウル市が、日本で広がる中高年向けの「スキマバイト」マッチングアプリを参考に、公共プラットフォームの導入を検討する。生活圏内で希望する時間だけ働ける超短期就労をつなぎ、中高年・高齢層の雇用拡大を図る構想だ。
ソウル市によると、オ・セフン(呉世勲)ソウル市長は、7月1日に始まる民選9期市政構想の一つとして、中高年向け超短期労働支援公共プラットフォームの整備を検討するよう指示した。
市が注目したのは、日本語の「隙間」とアルバイトを合わせた「スキマバイト」だ。事業者がスマートフォンアプリに必要な時間帯と業務を載せ、働く側が短時間の仕事を選ぶ方式で、飲食店やコンビニ、物流倉庫、スーパーなどに広がっている。
日本のプラットフォーム「タイミー」では、2025年4月時点で60歳以上の登録者が約30万8000人となり、1年前の1.9倍に増えた。65歳以上は約11万人で、最高齢の勤務利用者は90歳だった。自宅近くで働ける点や自由な勤務時間が支持され、気分転換や社会的つながりの効果も確認されている。
ソウル市は、ソウル市50プラス財団とともに公共アプリの必要性や実現方法を検討する。独自アプリを開発する案、既存の民間アプリと連携する案を比較し、高齢層の使いやすさ、仕事の安全性、民間サービスとの重複なども見極める方針だ。
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