
韓国KBSの元アナウンサーでタレントのチョ・スビン氏が、3日投開票の統一地方選挙で投票用紙が不足し一部の有権者が投票できなかった問題を巡り、中央選挙管理委員会を「解体ではなく粉砕されるべきだ」と自身のSNSで猛烈に批判した。
チョ氏に「聖域化している」と指弾された選管を巡っては、ノ・テアク中央選管委員長が5日、一連の不手際の責任を取るとして国民向け記者会見を開き、辞意を表明している。
チョ氏は選挙当日の3日から自身のSNSを継続的に更新し、投票用紙の不足問題に言及。「プロセス(手続き)に問題があれば、いかなる結果も認められてはならない。偶然が重なったのだとしても、到底あり得ないことだ」と選管のずさんな管理体制を批判した。
さらに、投票用紙の不足により参政権を侵害された有権者の怒りに共感を示し、「今回の騒動に心を痛めたら、私は陰謀論者になってしまうのか」と疑問を呈した。その上で、「この重要な時局に休暇を取ったという選管職員たちがいる。数年前にもニュースで大きく報じられたが、選管が一種の聖域になっていくようだ」と組織の隠蔽体質や倫理観の欠如を皮肉った。
チョ氏はかつて、地上波3社のキャスターが集まって投票を呼びかける選管公式の広告に出演した経験がある。当時を振り返り「良い人たちに出会い、良い思い出だった」としつつも、今回の不祥事に対しては「数千億ウォンもの予算を使いながら、用紙代すらないというのか。(現在の選管は)組織解体ではなく粉砕されるべきだ」と激しい言葉で怒りを露わにした。
(c)news1