2026 年 6月 2日 (火)
ホーム社会暗闇のナイトクラブで「一瞬の接触」が性犯罪に?…韓国・無実を叫ぶ「左眼球摘出」50代男性「物理的に不可能」

暗闇のナイトクラブで「一瞬の接触」が性犯罪に?…韓国・無実を叫ぶ「左眼球摘出」50代男性「物理的に不可能」

JTBC「事件班長」放送画面キャプチャ(c)NEWSIS

ナイトクラブの狭く暗い通路を通っていた際、性加害者と名指しされ、罰金刑を言い渡された50代男性が、無念を訴えて控訴に踏み切った。男性は実際のわいせつ行為はなく、偶然の身体接触が誤解につながったと主張している。

JTBC「事件班長」によると、情報提供者の男性は2024年8月、友人たちと訪れたナイトクラブで予想外の出来事に遭った。ステージにいた友人たちに呼ばれ、ウェーターの案内で狭く暗い通路を通っていたところ、突然、警察と向き合うことになった。当時、現場には性被害を訴える通報が入っていた。

男性は、通路が狭く誰かとぶつかった可能性はあるが、わいせつ行為はしていないとして、警察の任意同行の求めに応じた。初期の供述でも、接触があったなら謝罪するという趣旨の内容を残し、帰宅した。

しかし捜査が進むにつれ、状況は変わった。被害を訴えた女性は「後ろから手が脚の間に入り、尻の内側と重要部位を触った」と具体的に供述し、警察は防犯カメラ映像をもとに男性の動きを集中的に調べた。

2026年1月に開かれた一審で、裁判所は男性に罰金700万ウォン(約77万円)を言い渡した。裁判所は、被害を訴えた女性と知人の供述が具体的で一貫していること、防犯カメラ映像で男性が女性の横を通り過ぎる直前に肩を傾ける姿が確認されたこと、通報に至った経緯などを総合し、有罪と判断した。男性側は、その瞬間はあまりに短く、物理的にわいせつ行為は不可能だったと主張したが、裁判所は受け入れなかった。

一方、「事件班長」に出演した専門家らは、男性側の反論も紹介した。男性側は、防犯カメラ映像を分析した結果、手の位置は女性が主張する部位ではなく、自身の骨盤付近に近かったとし、わいせつ行為があったとみるには時間と動線上、無理があると主張した。映像に映った肩の動きも、従業員と接触してバランスを崩した場面にすぎないと説明した。

特に男性は、10歳の時の事故で左眼球を摘出し、視野が大きく制限された状態だと強調した。暗い室内環境では前に人がいるかどうかも認識しづらく、女性が主張するような意図的なわいせつ行為をする状況自体が成立しにくいという立場だ。

男性は、自分と同じように無念を訴える事例は少なくないとして、最後まで法的対応を続ける考えを示した。控訴審は6月に進められる。

(c)NEWSIS

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