
ソウル市麻浦区の望遠洞に外国人観光客が押し寄せ、路地商圏が活気づいている。望遠市場では平日午前から観光客が目立ち、商店には英語などの案内板が並ぶ。
市場の商人は「2025年から外国人客が大きく増えた」と話す。ズワイガニ専門店の店主も「午前11時から午後2時は訪問客のほとんどが外国人」とし、閑散期の3~4月も売り上げが伸びたと説明した。
人気は周辺のカフェや雑貨店にも広がる。ある雑貨店では売り上げの60~70%を外国人客が占め、雨の日でも来店が続くという。
韓国観光データラボによると、望遠市場を訪れた外国人は2024年の27万人から2025年は39万人へ約43%増えた。韓国不動産院の統計では、望遠洞の小規模商店空室率は2025年第1四半期に10.8%まで上がった後、第4四半期には1.0%へ低下。賃料も1平方メートル当たり40万6000ウォン(約4万2500円)から41万ウォン(約4万2900円)水準へ小幅に上がった。
ただ、不動産業界では、空室率低下を観光客特需だけで見るのは難しいとの見方もある。専門家は、一部店舗の退店や老朽店舗の改装で生じた空室が下半期に埋まった影響が大きいとし、商圏の構造的回復と断定するには早いと指摘した。
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