2026 年 6月 10日 (水)
ホームライフスタイルファッション模倣ポーチのデザイン登録「無効」…韓国・アイウェア大手「ジェントルモンスター」が勝訴

模倣ポーチのデザイン登録「無効」…韓国・アイウェア大手「ジェントルモンスター」が勝訴

IICOMBINED提供(c)news1

韓国発のアイウェアブランド「ジェントルモンスター(GENTLE MONSTER)」を運営する「アイアイコンバインド(IICOMBINED)」は22日、競合ブランド「ブルーエレファント」の眼鏡ポーチのデザイン登録を巡る無効審判で勝訴したと発表した。

ジェントルモンスター側によると、問題となったデザインは2023年6月にブルーエレファントが登録したものだ。ジェントルモンスター側は、この製品が2021年にジェントルモンスターが発表した眼鏡ケースと実質的に同一のデザインだとして、2025年3月に特許審判院へデザイン登録無効審判を請求した。

ジェントルモンスター側は今回の審判過程で、単純な外観比較を超え、実際に製品を分解した資料まで提出した。特に、眼鏡ケースの入口部分にある太く自然なシワ構造や、上部両側の金属装飾の位置と形状、ステッチ線の配置方式、内部補強材の構造とパターンなどが問題視された。

内部構造まで類似している点から、単なる参考レベルではなく、構造的模倣の可能性があるとの疑惑も提起された。

特許審判院は最終的に、該当デザインはジェントルモンスターのケースデザインと類似しており新規性がないと判断し、この日登録無効の結論を下した。

今回の事件は、すでに公開されていた他社デザインと類似した製品を発売し、さらにデザイン権として登録していた点で論争となっている。ファッション業界では流行デザインを模倣する事例自体は珍しくないが、後発デザインが登録されることは、はるかに敏感な問題だからだ。

業界では「他人のデザインを盗用したうえ、それを権利として登録した呆れた事例だ」という反応まで出ている。もしデザイン権が認められれば、本来の創作者が逆に法的攻撃を受ける逆転現象まで起こり得るとの懸念も提起されている。

ブルーエレファントはデザイン権登録時、簡素化手続きである一部審査登録制度を利用したと伝えられている。一般のデザイン登録審査制度では先行デザインの有無を検討する手続きを経るが、簡素化手続きである一部審査登録制度には先行デザイン調査の過程がない。このため、今回の事件を契機にデザイン登録制度の補完が必要だとの指摘も出ている。

IICOMBINEDは今回の審決について「他社デザインを模倣して権利化する行為に歯止めをかけた事例だ。創作とブランド構築に対する正当な保護原則が改めて確認されたという点で大きな意味がある」と明らかにした。

一方、ブルーエレファントは特許審判院の審決について「特許審判院の決定は尊重するが、残念な点が多い。審決文を詳しく検討した後、控訴するかどうかを内部で検討する予定だ」とコメントした。

(c)news1

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