
韓国警察庁は24日、1980年に起きた「5・18民主化運動(光州事件)」に関する虚偽の事実をインターネット上に投稿したとして、計37のSNSアカウントについて、立件に向けた本格的な捜査の端緒となる「立件前調査(内査)」に着手したと発表した。
警察は、歴史的な事実を歪曲する悪質なデマの拡散を重く見ており、アカウントの作成者や流布した経路の特定を急いでいる。これまでに、問題のある不適切な投稿計240件についても、サイト管理者などに削除やアクセスの遮断を要請した。
また、光州警察庁は同日、人工知能(AI)を使って新聞記事を装った偽の画像をSNSに投稿したとして、50代の女性を「5・18民主化運動法」違反などの疑いで検挙し、詳しい経緯を調べている。
女性は21日未明、地元の有力紙「光州日報」のロゴ(題字)を悪用し、「北朝鮮の指令を受けたスパイが武器庫を奪った」などとする虚偽の新聞記事風の画像を投稿した疑いが持たれている。
5・18民主化運動を巡っては、事実と異なる歪曲や中傷を禁じる特別法が制定されている。警察庁の関係者は「民主化運動の歴史的な意義が損なわれないよう、虚偽事実の流布に対しては今後も厳正に対応していく」と強調した。
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