2026 年 5月 25日 (月)
ホームエンターテインメント韓流BTS釜山公演で「便乗値上げ」深刻化…周辺都市のホテル代7倍超に高騰、行政への不満も

韓流BTS釜山公演で「便乗値上げ」深刻化…周辺都市のホテル代7倍超に高騰、行政への不満も

メキシコ大統領宮殿前のソカロ広場をBTSファンが埋め尽くしている(c)news1

韓国のグループ「BTS(防弾少年団)」が釜山で来月開催する大型公演を巡り、周辺都市の宿泊料金が通常価格の7倍以上に跳ね上がるなど、過酷な「便乗値上げ」が深刻化している。釜山市内のホテル予約が困難になったため、公共交通機関でアクセス可能な近隣の慶尚南道金海市に宿泊需要が急集中したのが原因とみられ、地元業者からも行き過ぎた値上げを懸念する声が出ている。

公演が予定されている来月12~13日にかけ、金海地域の相当数の宿泊施設では、すでに予約サイトでの受付が締め切られている。特に、釜山市内と結ぶ新交通システムの駅に近い地域ほど客室の争奪戦が激しく、予約可能な施設も料金が異常高騰している。

金海市内の長有地区にあるモーテル(一般向け宿泊施設)では、通常は1泊5万3000ウォン(約5830円)の客室料金が、公演当日には約7.4倍の39万2000ウォン(約4万3120円)に高騰。三渓地区の別の施設でも、通常8万ウォン(約8800円)の客室が約6.9倍の55万ウォン(約6万500円)で取引されていた。その他の施設でも、通常10万ウォン以下の客室が軒並み20万~30万ウォン台に引き上げられている。

高級ホテルやリゾート施設も同様で、通常23万5000ウォンの客室が41万ウォンに、通常56万ウォンのスイートルームが81万5000ウォンに値上げされるなど、影響が広がっている。

背景には、公演会場(釜山アジアド主競技場)と金海市が、地下鉄や軽電鉄の乗り換え1回、あるいは車で1時間前後というアクセスの良さがある。

大韓宿泊業中央会金海市支部のイ・ユンホ支部長は「空港や会場へのアクセスが良いため予約が集中している。チケット抽選後に大量のキャンセルが出るリスクを恐れ、当日の予約受付を一時的に停止して様子を見ている業者も多い」と内情を明かす。

金海市内で宿泊施設を営むある業者は「通常10万ウォンもしない客室を30万~40万ウォンに釣り上げるのはあまりに法外だ。業界内でも『やりすぎだ』との批判が出ている」と苦言を呈している。

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