
韓国の男性アイドルグループ「BEAST(ビースト)」の元メンバーでソロ歌手のチャン・ヒョンスンさん(36)が、ファンとの有料コミュニケーションアプリ内で、女性嫌悪や故人への侮辱を伴うとされる不適切なネットスラングを使用し、批判を浴びた。チャンさんは当初、問題を指摘したファンと言い争いを繰り広げたが、23日になって公式に謝罪文を発表。「軽率な表現と不適切な態度で失望を明かしてしまい申し訳ない」と陳謝した。
問題が発生したのは22日。チャンさんは有料のファン向けプラットフォームで、ファンから「最近の10代の間で流行している言葉の意味」を尋ねられた際、過去に一部のネット上で流行した蔑称を引用して解説した。
このスラングは、日本の成人向け動画の日本語のセリフに由来し、韓国の極右・女性嫌悪的な傾向を持つ大手インターネット掲示板「イルベ保存所(イルベ)」などで、主に女性や特定の対象をからかう文脈で使われてきた歴史がある。
これに対し、ファンからは「女性を不快にさせる言葉だ」「外では絶対に使わないでほしい」と懸念する声が相次いだ。しかし、チャンさんは「不快なら出て行け」「拡大解釈するな」と言い返し、さらにファンをからかうような擬音を連投するなど挑発的な態度を続けた。さらに、会話内容が流出することを心配するファンに向けても「叩かれるなら叩かれればいい。発言は消さない」などと独善的な書き込みを続け、騒動を大きくした。
その後もファンからの批判や指摘が止まらなかったことから、チャンさんは「言葉の意味を知らなかった。だが無知も過ちなので謝罪する」として一度対話を終了。翌23日に改めて公式な謝罪声明を出した。
チャンさんは声明で「該当の表現がどのような意味で使われ、どのように受け止められるかを認識できていなかった。また、ファンからの懸念を安易に捉え、過ちを認めるよりも自分の立場に固執してしまった点を深く反省している。今後は慎重に行動する」と述べた。
チャンさんは1989年生まれ。2009年にBEASTのメンバーとしてデビューし、11年には女性歌手のヒョナさんとのユニット「Trouble Maker(トラブルメーカー)」でもヒットを飛ばした。しかし、16年に私生活や活動における態度を巡る議論の末にグループを脱退。兵役を経て、現在はソロ歌手として活動している。
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