
過去の兵役忌避騒動を巡り韓国への入国制限が続いている歌手のユ・スンジュン(米国名スティーブ・ユ)氏が21日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿し、自身にまつわる様々な「特権疑惑」や噂について事実無根だと主張した。
ユ・スンジュン氏は動画の冒頭で「私が知る事実と立場を話したい。判断を下す前に、一度は事実を確認してほしい」と切り出した。
動画にはユ・スンジュン氏の娘たちも同席。ユ・スンジュン氏は、過去に提起された「(兵役代替の)公益勤務要員として自宅近くでの勤務という便宜を図られていた」「退勤後の芸能活動が認められていた」といった特権疑惑について、「兵務庁もそのような制度はないと否定している。退勤後に誰が芸能活動をさせてくれるのか」と強く反論した。
また、自身が2002年に米国籍を取得して出国した際、保証人となった公務員2人が免職されたという噂についても全面的に否定した。娘から「お父さんのせいで公務員が首になったと言われているよ」と問われたユ・スンジュン氏は、「当時、知人2人に保証人になってもらったが、彼らが懲戒処分を受けるようなことは一切なかった。職を失ったというのはすべてデマだ」と説明。「海兵隊の広報大使を務めるという話も事実ではない」と強調した。
ユ・スンジュン氏は「あまりにも古いニュースで、今さら言い訳のように聞こえるかもしれない」としつつも、「私が否定した記事はほとんど出ず、不確かな話ばかりが拡散して事実のように信じられてしまった」と胸の内を吐露。動画の終盤には目を赤くしながら、「違うものは違う」と訴えた。
ユ・スンジュン氏を巡っては、韓国政府による査証(ビザ)発給拒否処分の取り消しを求め、在ロサンゼルス韓国総領事館を相手取った訴訟が続いている。ユ・スンジュン氏は2025年8月の1審で勝訴したものの、総領事館側が控訴。過去に2度、大法院(最高裁)で勝訴判決が確定しているが、法務省などが発給を拒否し続けており、3度目の裁判となる控訴審の初弁論は7月3日に予定されている。
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