
韓国のイ・ジェミョン(李在明)大統領が慶尚北道安東を訪れた高市早苗首相に贈る「韓紙で作られたバッグ」に関心が集まっている。
イ・ジェミョン大統領が準備した韓紙バッグは、朝鮮通信使の時代に両国間の代表的な交流品目だった韓紙から着想を得た贈り物。ファッション企業PERITOが、生地専門メーカー「ハンウォン物産」の素材を使って製作した。
京畿道抱川市にあるハンウォン物産は、2014年から「HAUNJI」というブランドで韓紙生地を生産している。韓紙生地は、天然素材であるコウゾの樹皮に綿を接合して作られ、革に似た質感を持つことから、環境に配慮した代替素材として注目されている。
この生地は人工皮革や動物皮革より重さが2~3倍軽く、通気性がよいためにおいを抑える。また、一般的な革と異なり傷や防水に強いうえ、環境配慮型素材のため生分解も可能だ。
韓紙バッグは、ムン・ジェイン(文在寅)氏が大統領時代、妻キム・ジョンスク(金正淑)氏が2021年10月の主要20カ国・地域(G20)首脳会議で身に着け、話題になったこともある。当時、キム・ジョンスク氏が持っていた韓紙バッグは注文が殺到し、品切れ騒動を起こした。
ハンウォン物産の関係者は「韓国を代表する韓紙を使ったバッグが外交ギフトとして使われたという点で、大きな誇りを感じる。G20首脳会議の時にキム・ジョンスク氏が身に着けた際も驚いたが、今回も私たちの製品が使われ、改めて驚いた。韓紙バッグは軽い。抗菌性も99%に達する。高市首相にも使いやすいと感じてもらえるのではないか」と期待感を示した。
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