
韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)前大統領と妻キム・ゴニ(金建希)氏が法廷で対面した場面をめぐり、弁護士が当時の様子を明らかにし、過度な憶測報道の自制を求めた。
両者の代理人を務める弁護士は15日、自身のSNSで、14日に証人として出廷したキム・ゴニ氏の様子に言及した。
弁護士によると、キム・ゴニ氏は入廷後、何度か横目でユン前大統領を見つめ、証人尋問の途中で感情が込み上げる様子を見せたという。
また、鼻が赤くなり、声もわずかに震えていたが、最後まで涙をこらえ、小さな声で証言拒否の意思を示したと説明した。
約40問に及ぶ質問が続く中で、2人の間には悲しみと再会の感情がそのまま伝わり、法廷全体が緊張感に包まれたと振り返った。
さらに弁護士は翌日、拘置所でキム・ゴニ氏と面会した際の様子についても伝えた。
それによると、キム・ゴニ氏は証人尋問を終えて戻る道中の記憶がないほどで、収監後に多くの涙を流したと話していたという。
弁護士は、こうした説明について同情を求めるためではないと強調した。
そのうえで、事実と異なる推測が広がっているため状況をそのまま伝えたとし、2人も感情を持つ人間であり夫婦であるという事実まで否定されるべきではないと訴えた。
また、どの夫婦であっても長く離れた後に法廷で再会すれば複雑な感情を抱くのは自然だと述べ、冷静な受け止めを求めた。
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