
韓国で働くタイ出身の労働者に対し、工業用エアガンで空気を注入し腸を損傷させた事件をめぐり、装置の危険性に改めて注目が集まっている。
JTBCの報道によると、製造会社の関係者は「人間の大腸の容量は約2リットルだが、エアガンは1秒で約4リットルの圧縮空気を送り込むことができる」と説明。「肛門に密着した状態で噴射すれば、腸の破裂は避けられない」と強い懸念を示した。
さらに「近距離で使用すれば皮膚が裂けるほどの圧力があり、人体に使うのは明らかな虐待行為だ」と強調した。一般的なエアガンは約8kgf/平方センチの圧力で、秒速300メートル以上の速度で空気を噴出する工業用機器であり、人体に直接当たれば深刻な内部損傷を引き起こす恐れがあるという。
事件では、事業主の男が作業中に前かがみになった被害者の体にエアガンを密着させて噴射。被害者は腹部が急激に膨張し激しい痛みを訴え、病院に搬送された後、腸破裂の診断を受けて手術を受けた。
加害者は当初「被害者が自らふざけて起きた事故」と主張していたが、その後「作業中に偶然接触した」と説明を変えるなど、供述に食い違いがみられている。
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