2026 年 4月 13日 (月)
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ソウル・徳寿宮の朝元門、100年ぶりに遺構確認…日本統治期に撤去

国家遺産庁提供(c)news1

日本統治時代に撤去され姿を消していた徳寿宮の中門「朝元門(チョウォンムン)」の実体が、約100年ぶりに初めて確認された。

韓国の国家遺産庁はこのほど、ソウルの徳寿宮・朝元門区域で発掘調査を進めた結果、1910年代に日本統治下で撤去された同門の建築的痕跡を確認したと明らかにした。

朝元門は、宮殿の正門・中門・正殿門で構成される「三門構造」の一部で、徳寿宮では大韓門から中和門へ向かう途中に設けられた中門にあたる。1902年、中和殿を再建する際に宮殿の格式を整える目的で建てられた。

1904年の大火でも焼失を免れたが、その後の日本統治期に進められた宮殿改変の過程で撤去され、長らく実態は不明のままだった。

今回の調査では、基壇石や隅石などの遺構が確認され、文献や古写真にのみ残っていた朝元門の位置と構造が初めて裏付けられた。発見された遺構は当時の配置図とも一致している。

さらに宮殿の塀の基壇や、防火設備の痕跡、日本統治期に王室関連業務を担った機関の建物基礎も確認され、近代期における徳寿宮の空間変化を読み解く重要な成果と評価されている。

国家遺産庁は、復元整備計画の一環として設計を進め、段階的に朝元門の復元工事を進める方針を示した。

(c)news1

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