2026 年 4月 11日 (土)
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韓国・大邱で妊婦の搬送遅れ、双子1人死亡・1人脳損傷の深刻事態

(c)news1

韓国・大邱(テグ)で、双子を妊娠していた女性が早産の兆候を示しながらも受け入れ先の病院が見つからず、約4時間にわたり搬送先を探し続けた末、双子のうち1人が死亡し、もう1人も脳損傷を負う事態が発生した。

消防によると、女性は2月28日、大邱のホテルに滞在中、妊娠28週の状態で早産の痛みを訴えた。

夫は当日夜、地元の産婦人科に診療を問い合わせたが、「受診歴がないため対応できない。大学病院へ行ってほしい」と断られた。

その後、症状が悪化し、翌日午前1時39分ごろ119に通報。約10分後に救急車に収容されたものの、搬送先が見つからず、ホテル前で約50分間待機を余儀なくされた。

救急隊は大邱市内の大型病院7カ所に受け入れを打診したが、「産婦人科医が不在」「新生児を受け入れる設備がない」などの理由で、すべて断られたという。

その後も搬送は難航した。家族は他地域の119とも連絡を取りながら受け入れ先を探したが、患者情報の伝達が十分でなかったこともあり、移送はさらに遅れた。

最終的に女性は、通報から約4時間後の午前5時35分ごろ、京畿道城南市の分唐ソウル大学病院に到着。この時点で破水し、血圧の低下も確認されていた。

母親は一命を取り留めたが、帝王切開で出産した双子のうち1人は低酸素症により生後間もなく死亡。もう1人も脳損傷が確認され、新生児集中治療室で治療を受けている。

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