2026 年 3月 13日 (金)
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韓国化粧品の輸出構造変化…スキンケアからヘアケアへ拡大

(c)MONEYTODAY

韓国のKビューティー輸出が、従来のスキンケア中心からヘアケア分野へと広がりつつある。頭皮や髪を肌のように管理する「スキニフィケーション(Skinification)」のトレンドが世界的に広がり、韓国の化粧品企業もヘアケアを新たな成長分野として海外市場攻略を強化している。

韓国関税庁の輸出入統計によると、2025年のヘア製品輸出額は4億7817万ドル(約717億2550万円)で、前年より15.7%増加した。2022年以降、輸出規模は継続的に拡大しており、Kビューティーの輸出構造がスキンケアからヘアケアへと広がる傾向がみられる。

背景には、頭皮を一つの皮膚領域として管理するスキニフィケーションの拡大がある。脱毛対策や頭皮ケアなど機能性ヘア製品の需要が増え、市場も拡大している。

韓国企業も海外市場で存在感を高めている。

アモーレパシフィックは「呂」「ミジャンセン」「ラボエイチ」などのブランドで北米や中国市場で成果を上げている。ミジャンセンの「パーフェクトセラム」はアマゾンのブラックフライデーでヘアスタイリングオイル部門1位を記録した。

LG生活健康の脱毛ケアブランド「ドクターグルート」も成長を続けており、2025年上半期の売り上げは前年同期比で約800%増となった。北米ではコストコ約680店舗に進出し、Kフードとフードトラックを組み合わせたマーケティングで注目を集めている。

流通拡大も進んでいる。愛敬産業のヘアブランド「ケラシス」は、米国の大型流通チェーン、ウォルマートの約390店舗とオンラインモールに同時進出した。さらに新興ブランド「グラビティシャンプー」も米国6都市を巡るプロモーションツアーを実施し、現地消費者との接点を広げている。

業界では、機能性頭皮ケアや脱毛対策製品を中心とするヘアケア市場が、Kビューティー輸出の新たな成長エンジンになるとの見方が強まっている。

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