2026 年 3月 10日 (火)
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韓国統一相、北朝鮮のウラン濃縮施設として「亀城」言及…寧辺・降仙に加え3カ所示す

韓国のチョン・ドンヨン(鄭東泳)統一相(c)news1

韓国のチョン・ドンヨン(鄭東泳)統一相は6日、北朝鮮のウラン濃縮施設が稼働している地域として、寧辺と降仙、亀城の3カ所を挙げた。

これまで国際原子力機関(IAEA)が公式に確認してきたのは寧辺と降仙の2カ所であり、チョン・ドンヨン氏が新たに「亀城」に言及したことで、韓国政府が把握している新たな核関連施設が存在するのではないかとの見方が出ている。

チョン・ドンヨン氏は同日、国会外交統一委員会で野党「国民の力」のキム・ギヒョン議員の質問に答える中で、北朝鮮の核能力が拡大し続けていると述べた。

また、2日に開かれたIAEA理事会でラファエル・グロッシ事務局長が報告した北朝鮮の核状況にも言及した。

チョン・ドンヨン氏は「寧辺にある5メガワット原子炉が現在7回目の運転周期に入り、稼働を続けているとの報告があった」と説明した。そのうえで▽2025年1月に始まり、1年以上稼働が続いている▽過去約30年間で6回使用後に燃料棒を取り出し、約100キログラム前後のプルトニウムを抽出した▽昨年の6回目の再処理では約16キログラムのプルトニウムを取り出したと推定される――などと明かした。

また、北朝鮮のウラン濃縮活動について「寧辺、亀城、降仙にあるウラン濃縮施設で高濃縮ウラン(HEU)が生産されている」と言及した。

チョン・ドンヨン氏はさらに「今回、米国の爆撃で破壊されたイランの施設が60%濃縮ウランだったとすれば、北朝鮮は90%の兵器級ウランを濃縮している」とし、「寧辺の濃縮施設も拡張されているとの報告がグロッシ事務局長からあった」と説明した。

ただ、チョン・ドンヨン氏はグロッシ事務局長の発言を紹介する形で「亀城」に言及したが、実際の演説内容には寧辺と降仙しか含まれていなかった。これまで韓国政府が公式に確認してきた北朝鮮のウラン濃縮施設も、この2カ所のみ。

統一省関係者は同日、「統一相の発言は米国の科学国際安全保障研究所(ISIS)などが指摘してきた公開情報に言及したものだ」と説明し、「政府として確認できる事案ではない」と述べた。

(c)news1

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