
北朝鮮が、大同江に100人超を収容でき、船上結婚式にも対応する遊覧船「臥牛峰(ワウボン)号」を就航させたと宣伝した。
朝鮮労働党機関紙・労働新聞は7日付紙面で、南浦市が建造した同船の内部に、結婚式場や100人以上が入れる宴会場のほか、大型スクリーン、音響・照明設備、暖房装置などを備えたと伝えた。すでに試験運航を終え、関係者が「人民の喜びを高める特色あるサービス施設」に仕上げる準備を加速させているという。
同紙1面では、停戦線近くの板門区域、西海の穀倉地帯・松禾郡、鉄鉱石の生産拠点や大規模機械製作基地を抱える茂山郡・大安区域で、地方発展政策に基づく建設事業の起工が相次いだと報じた。各地では、軽工業工場や病院など生活の質向上につながるインフラ整備が進む見通しだ。
2面では、科学技術研究で成果を挙げた知識人に国家の学位・学職が授与されたと紹介。6日に開かれた授与式には、内閣副首相が出席し、教授の学職6人、博士学位67人が認定されたとした。
3面は、キム・ジョンイル(金正日)総書記の生誕日(2月16日)を記念する「2・16慶祝氷彫刻祭典」が三池淵市で盛況だと伝え、行事を見に集まった人々の熱気が高まっていると強調した。
4面では、第9回党大会を前に、職盟(朝鮮職業総同盟)の組織がトラクターなどの農機を開豊区域の延江農場へ引き渡したと報道。農場の幹部と労働者は、先進的な営農法を取り入れ、農村の機械化を早期に実現すると誓ったという。
5面は、新学年度から初等・中等教育分野で新たな教育綱領が適用されると説明。選択教育課程を文科・理科・芸能・体育・技術の5分野に分け、小学校と初級中学校では共通の一般知識を学び、高級中学校では個性に応じた分野別教育を受ける仕組みだとした。
北朝鮮は、キム・ジョンウン(金正恩)総書記の下で、都市景観やサービス分野の“近代化”を強調する広報を相次いで打ち出しており、今回の遊覧船就航もその一環とみられる。
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