2026 年 4月 30日 (木)

年間アーカイブ 2025

韓国の道路でまた陥没…幅10m・深さ1m、人的被害なし

韓国京畿道安山市常緑区の道路で1日午後1時30分ごろ、縦横10メートル、深さ1メートルほどの陥没が発生した。近隣の水辺公園へとつながる階段が崩れるなどの被害が発生したが、幸い人的被害はなかった。 警察関係者によると、陥没が起きた地点に埋設されていた水道管から漏水が発生し、それが原因となった可能性があるという。 関係当局は、さらなる陥没の危険性はないと見て復旧作業を進めると同時に、原因究明に本格的に着手する。 (c)news1

韓国国民歌手、解剖の結果「犯罪の疑いなし」結論

今月初めに亡くなった韓国の人気歌手フィソンさんの死因について、国立科学捜査研究院が実施した解剖の結果、犯罪の痕跡は認められなかった。警察が3月31日発表した。 ただし警察は「遺族の名誉と2次被害を防ぐため」として、具体的な死因については公表を控える姿勢を取っている。警察が以前に実施した1次検視では死因は「未詳」とされていた。 フィソンさんは3月10日午後6時29分ごろ、ソウル市広津区の自宅アパートで倒れているのを家族が発見し、通報を受けて消防が現場に出動した。 所属事務所のタゾエンターテインメントはその直後に公式コメントを発表し、「同日、フィソンさんが私たちのもとを去りました。ご自宅で心停止状態で発見され、死亡が確認されました」と伝えていた。 (c)news1

韓国の「史上最悪の山火事」に北朝鮮が警戒感…史上初の「山火事警報」発令

韓国南部で発生した史上最悪規模の山火事による甚大な被害に、北朝鮮も強い警戒感を示している。北朝鮮は今年春、乾燥した天候と強風が続いていることを理由に、全国各地に「山火事危険警報」を初めて発令した。 朝鮮中央テレビは4月1日、先月29日から4月3日までにかけて、平壌をはじめ平安南道・北道、南浦、黄海南道・北道、咸鏡南道・北道など全国大部分の地域に同警報を発令したと報道した。「今年の春は降水量が少なく、例年よりも天候が乾燥しているうえ、強風が頻発しているため、山火事の発生リスクが著しく高まっている」として、警報の背景を説明した。 北朝鮮では例年、春の山火事リスクに備えて警戒態勢を強化しているが、公式に「警報」を出したのは今回が初めて。韓国統一省も「北朝鮮がこれまで山火事のリスクについて報じたことはあるが、警報の発令は今回が初と確認される」と述べた。 北朝鮮で実際に山火事が発生したとの報道はないが、今回の措置は3月21日に韓国・慶尚南道山清郡で発生した大規模山火事を強く意識したものである可能性が高い。 インフラや装備が不足している北朝鮮にとって、山火事の防止と初期消火は国家的な優先課題となっている。北朝鮮メディアは「森林監督部門をはじめ、関係機関が対策を徹底し、登山規制や危険区域の監視体制、通報体制を厳格に整備する必要がある」として、連日のように国民に注意を呼びかけている。 (c)news1

韓流アイドル、軍服務中の「勤務離脱」大筋で認める…韓国警察当局の捜査に

韓国の人気グループ「WINNER」のメンバー、ソン・ミノ氏が社会服務要員としての勤務期間中、勤務地を離脱していた疑惑について、警察当局者は3月31日の記者懇談会で「本人は大筋で認めている」と明らかにした。 当局者は「対象者(ソン・ミノ氏)に対して3回の出頭調査を実施し、家宅捜索と通信記録の調査も実施した。確保した資料をもとに最終的な嫌疑の有無を判断する」と述べた。 そのうえで「勤務時間中の勤務地離脱については、ソン氏本人も大筋で認めている」と説明した。 ソン氏は社会服務要員として服務を終えて2024年12月23日に招集解除された。だが、その間に出勤を怠ったり、勤務態度に問題があったという疑惑が取り沙汰されていた。 (c)news1

韓流トップ俳優「涙の全否定会見」後も、保守系YouTubeが「新証拠」…ネット上も白熱「謝罪すべきだ」vs「やりすぎでは?」

韓国の俳優キム・スヒョン氏が未成年だったころの俳優キム・セロンさん(今年2月死去)と交際していたという遺族側の主張を全面否定し、記者会見を開くなか、保守系YouTubeチャンネル「カロセロ研究所」がさらなる“証拠”を公開し、波紋が広がっている。 カロセロ研究所は3月31日に配信したライブ動画で「キム・スヒョン氏とキム・セロンさんが未成年時代に交際していた」と主張し、それを裏付けるとする写真や映像を複数公開した。 動画では、2018年6月に軍服務中のキム・スヒョン氏が休暇でキム・セロンさんの自宅を訪れ、夜11時に料理を共に食べているとされる場面が映し出された。当時キム・セロンは満17歳で、キム・スヒョン氏の前には焼酎のボトルが置かれていた。カロセロ研究所はこれを「未成年と飲酒を共にした証拠だ」と主張している。 また、動画にはキム・スヒョン氏とされる男性が「太陽を抱く月」のOSTを歌う姿や、スキー場での2ショットセルフィー、キム・セロンさんが寝ている写真なども含まれており、プライバシーの侵害との指摘も出ている。 カロセロ研究所のキム・セウィ代表は「キム・セロンさんのスマートフォン5台、ノートパソコン4台を確保している。カカオトークのやり取りも全て保存されていた。遺族は『すべて公開してほしい』と要請したが、段階を踏むべきだと止めた」と語った。 さらにキム・スヒョン氏に対し、「地獄行きは確定している。だがもっと恐ろしい地獄に行きたくないなら今すぐ謝罪せよ」と強い言葉で謝罪を要求した。 キム・スヒョン氏は同じ日午後、ソウルの記者会見を開き、涙を見せながら「事実無根」と全面否定し、法的対応に踏み切ると発表した。 ネット上では「ここまで証拠が出てきて否定するのか」「本当に事実なら謝罪すべきだ」という声の一方で、「ここまでやる必要があるのか」「一方的な公開はプライバシー侵害では」といった懸念の声も上がっている。 (c)MONEYTODAY

韓国大統領の弾劾審判、全会一致の可決か、5対3の棄却か…注目集まる憲法裁の判断

韓国の憲法裁判所がユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領に対する弾劾審判の宣告を4月4日午前11時に実施すると発表したことで、大統領が罷免されるのか、あるいは職務に復帰するのか、国民の注目が集まっている。 法曹界では、今回の審理が過去最長となった点を挙げ、全会一致での可決(弾劾認容)の可能性がある一方で、裁判官の思想傾向から5対3または4対4で棄却となるシナリオもあるとする見方が分かれている。 憲法裁判所によると、今回は2月25日の弁論終結から38日を経て宣告させる。これは、過去のノ・ムヒョン(盧武鉉)氏(14日)やパク・クネ(朴槿恵)氏(11日)と比べても、過去最長だ。 憲法裁は平日・週末を問わず、1カ月以上にわたり裁判官による評議を重ねてきた。宣告期日が延期されるなか、社会的な疲労感が広がり、憲法裁に対する不信感も高まっていた。 一部では、憲法裁が野党「共に民主党」からの圧力や、再来週に予定されるムン・ヒョンベ、イ・ミソン両裁判官の退任日(18日)を考慮し、判断を遅らせるとの観測もあったが、最終的に4日に決定された。 ある元憲法裁の研究官であるノ・ヒボム弁護士は「11日や18日に延期されていたら別の結論になっていたかもしれないが、4日に宣告されるという点から見て、可決となる可能性が高い」と述べ、「全会一致もあり得る」とした。 また、建国大学法科大学院のハン・サンヒ教授も「今の時点で宣告されるということは、全員一致での可決に至ったとみるのが自然。そうでなければ7対1程度だろう」と語った。 一方で、高麗大学のチャ・ジンア教授は「今の情勢では、可決か棄却かの中間にあるような状況。パク・クネ氏の時のように国民世論と裁判官の意見が一方向ではない」と分析した。 韓国外国語大学のイ・チャンヒョン教授も「裁判官3人が反対する可能性がある」としながらも「それでも可決される可能性が高い」と見解を示した。 憲法上、8人の裁判官中6人以上の賛成で可決される必要がある。 憲法裁が弾劾訴追を可決すれば、ユン大統領は即時罷免となる。 この場合、60日以内に次期大統領選挙が実施されることになり、6月3日がその期限となる。したがって、大統領選は5月末から6月初旬となる見通しだ。 一方で、棄却または却下となった場合、ユン大統領は即時に大統領職へ復帰することになる。 (c)news1

「4月4日、国論分裂に終止符」「尹錫悦・李在明、国民の前で『勝敗受け入れ』宣言を」…韓国・重鎮から出る切実なメッセージ

韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の弾劾審判の宣告を2日後に控え、韓国は再び「審判の日」を目前にしている。大統領の復職であれ罷免であれ、その結果が国論分裂の終わりではなく、より深い対立の始まりになるかもしれないという懸念が高まっている。政治の重鎮や専門家らは2日、政治指導者たちが憲法裁の決定を無条件に受け入れ、社会統合のメッセージを発信すべきだと口を揃えた。 憲法裁の宣告を前に、政界はもちろん国全体が弾劾の賛否で極度に対立している。いまだに勝敗を受け入れる意志を明確にしていないユン大統領に対しては、国民と国家のために憲法裁の宣告前に「受け入れ宣言」をすべきだという声が高まっている。最大野党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)代表もこの日、公式の会議の場で勝敗受け入れについての言及はなかった。党内では「不服」発言すら出ており、イ・ジェミョン代表の明確な立場表明が求められる。 憲法裁への不信感も無視できない。先月27日に発表された全国指標調査(NBS)によると、憲法裁の弾劾審判手続きに「信頼できない」と答えた人は40%に達した。国民のほぼ半数が憲法裁の公正性に疑問を抱いていることになり、これは宣告後も議論が続く可能性を示している。 昨年末の非常戒厳令と弾劾事態に続き、共に民主党は首相のハン・ドクス(韓悳洙)大統領権限代行まで弾劾した。この間、トランプ米大統領による米国優先主義政策と北東アジアの安全保障不安が重なり、危機は一層深まった。 ◇朝鮮戦争以降最大の危機…政治指導者の責任が切実 キム・ヨンサム(金泳三)政権で保健福祉相や京畿道知事などを歴任したソン・ハッキュ(孫鶴圭)東アジア未来財団常任顧問は「韓国は朝鮮戦争以降、最大の危機に直面している」と診断したうえ「政治指導者たちは国民を説得し、憲法裁の決定を受け入れて団結と統合の政治へと進まなければならない。国際情勢も不安定な中、国内の団結が必須条件だ」と強調した。 イ・ミョンバク(李明博)政権時に特任長官を務めたイ・ジェオ(李在五)民主化運動記念事業会理事長も「国家が困難な時こそ、与野党や左右を超えて国民統合が最も重要な徳目だ」として、政界に責任ある姿勢を求めた。 法曹界からも政治家の「勝敗受け入れ宣言」を求める声が上がった。ソウル中央地方裁判所長、憲法裁所長を歴任したイ・ジンソン(李鎮成)弁護士は「ユン大統領と与野党のすべてが憲法裁の決定を尊重し、今後の手続きを法治主義の原則に則って進めるべきだ」と述べた。 学界でもリーダーシップと責任論が提起された。 ノ・ムヒョン(盧武鉉)政権で政策企画委員長(閣僚級)を務めたハン・サンジン(韓相辰)ソウル大名誉教授は「現在のように国論が分裂し、極端に陣営が分かれたことはこれまでになく、過去の軍部独裁や通貨危機の時よりも深刻な状況だ」と語った。 ハン・サンジン氏は「結果がどうであれ、憲法裁の決定を受け入れるという立場を明らかにすることが、政治指導者としての基本的な責務・礼儀だ」と指摘した。また憲法裁にも「決定文には法理的な内容だけでなく、社会統合のためのメッセージも盛り込むべきだ」と提言した。 ◇陣営対立を越えて…「謝罪と統合」が指導者の責務 韓国政党学会長を務めたソウル大政治外交学科のパク・ウォノ教授も「政治的リーダーシップがこれまで以上に重要な時期。ユン大統領は今からでも真心のこもった謝罪をすべきだ」と語った。さらにパク教授は「国民の力も遅ればせながら、今からでも支持層を説得して統合へ導くリーダーシップを発揮すべきだ」と述べた。 明知大政治外交学科のシン・ユル教授は「大統領が勝敗を受け入れなければ、韓国の制度を無力化させる人物として記憶される可能性がある。与野党ともに結果に関係なく勝敗を受け入れると宣言すべきだ。そうしてこそ政党としての存在意義を守れる」と語った。 龍仁大のチェ・チャンニョル特任教授も「大統領本人が憲法裁の決定を受け入れなければ、法治主義そのものが崩壊する。それは民主主義を放棄することと変わらない」と警告した。 (c)news1

「桜祭り?山火事で多数が亡くなったのに」vs「みんなが泣いていなきゃいけないのか」…韓国“災害と祭り”をめぐる賛否

韓国慶尚北道と慶尚南道を襲った深刻な山火事被害を受け、韓国の各自治体が春の訪れとともに準備していた桜祭りの開催をめぐり苦悩している。 蔚山市、全羅南道宝城郡、ソウル市道峰区などは、3月末から4月初旬に予定していた桜祭りを中止した。全国的な災害の中で祭りを開くことが「不適切だ」と判断したためだ。 一方で、全国最大規模の桜祭り「鎮海軍港祭」を主催する慶尚南道昌原市は、軍部隊の開放イベントや空軍のエアショーなどを中止しつつも、規模を縮小して祭りの開催を決定した。昌原市の関係者は「被害状況を十分に考慮し、例年より落ち着いた雰囲気の中で実施する」と説明している。 だが、この決定に対し、ネット上や市民の間で賛否が分かれている。 被災地にボランティアに赴いたという会社員(33)は「現地の状況は想像を絶する。家を失って路上に座り込む高齢者の姿に涙が止まらなかった。そんな中で本当に祭りを強行する必要があるのか」と強く批判した。 一方、地元住民(44)は「すでに哀悼の気持ちを持って寄付もした。悲しみは悲しみとして、喜びもまた必要だ。すべての人が一緒に泣かなければならない理由はない」と主張している。 別の地域住民(50)も「祭りは単に騒ぐ場ではない。長期間準備してきたものであり、地域経済にも直結している」と理解を求めた。 (c)MONEYTODAY

「ここ本当に韓国?」海外旅行気分を味わえる“異国風”…京畿道の旅先4選

海外に行かずとも“非日常”を味わえる、そんな異国情緒あふれる場所が韓国京畿道(キョンギド)には数多く存在する。高騰する航空券に頭を悩ませる必要もなく、気軽に“海外旅行気分”を味わえるのが魅力だ。 京畿観光公社は、4月に訪れるのにぴったりな異国風スポット4カ所を紹介した。 ◇加平エーデルワイス・スイステーマパーク(加平郡) 京畿道加平(カピョン)郡にあるこのテーマパークは、実際に住民が暮らす本格的なスイス風の村。入り口には小さな広場があり、その両側にはレストランや展示館が並ぶ。 シャンデリアが輝くレストランではスイスの伝統料理「チーズフォンデュ」を楽しめ、展示館ではモダンな欧州風のリビングや、スイスの伝統衣装の試着体験(無料)も可能だ。 登り口には「住宅街の路地コース」と「森林と庭園のマウンテンコース」の2つのルートがあり、前者には3階建ての個性的な住居が32棟並ぶ。これはスイスの街並みを再現するための設計だ。 マウンテンコースには湿地、羊の放牧場、休憩所などがあり、特に羊への餌やり体験は旅行者に人気のアクティビティ。2つのコースは頂上手前で合流し、その先にはフラワースライダーやミニゴルフ、地面型トランポリンなど、無料で楽しめる遊具施設が広がる。 ◇金浦ラベニチェ(水上都市ベネチア風) 「ラベニチェ」という名前は、イタリアの水の都「ベネチア」に由来する。京畿道金浦(キンポ)の漢江(ハンガン)新都市を流れる全長2.68kmの人工水路に設けられた水辺空間で、コア区間は約1kmに及ぶ。 水路にはカフェやショップが立ち並び、昼は食事や散策、夜はお酒も楽しめる雰囲気。5月から10月までは噴水が稼働し、「ムーンボート」と呼ばれる月形のライトアップボートで夜の水上遊覧も可能だ。 ◇水原孝園公園・月華園(中国式庭園) 水原(スウォン)市の孝園(ヒョウォン)公園内にある「月華園(ウォルファウォン)」は、中国・広東省の伝統庭園様式を再現した本格派。2003年、京畿道と広東省が友好交流の一環として互いの地域に伝統庭園を建設した際、広東側の建築チームが直接手がけた。 入口を入ると正面に「芙蓉舎」が現れ、蓮の花をテーマとした庭園が広がる。その右手には「玉蘭堂」があり、こちらは接客や休息の場として利用される空間。 庭園の最も高い場所には、池を掘った際に出た土で築いた小山の上に建てられた四方開放型の東屋「友亭」があり、月華園全体を見渡すことができる。 ◇驪州ルデンシア(ヨーロッパ型テーマパーク) “ルデンシア”は「遊び」を意味するラテン語“Ludens”と「幻想曲」を意味する“Fantasia”を組み合わせた名前。その名の通り、文化と遊びが融合したテーマパークで、赤レンガ建築の建物群がヨーロッパの街並みを再現している。 「アート&トイギャラリー」ではアクションフィギュアやジグソーパズル、ロボットなどが展示され、「ミニカーギャラリー」では世界各国のミニチュアカーが揃う。特に「鉄道ギャラリー」は米国・ドイツ製の模型列車が展示され、来場者の人気を集めている。 夜景がとくに美しく、日没直前に訪れると幻想的な写真が撮れること間違いなしだ。 (c)news1

「煮るより炒める」…韓国で急成長する“非スープ系ラーメン”

韓国のラーメン市場で長年中心だった「スープ系ラーメン」の勢いが揺らぎ、「非スープ系ラーメン」が急成長を遂げている。従来のピリ辛スープの人気から、手軽で多様な味が楽しめる“汁なし”タイプのラーメンへと消費者の嗜好が変化している。 これまで「辛ラーメン」「ジンラーメン」「三養ラーメン」といったスープラーメンの定番商品が主流だったが、その勢力図が変わりつつある。非スープ系ラーメンが人気を集める背景には、調理の簡便さと独特なコンセプトによる差別化がある。かつては万人受けする無難な味が好まれたが、現在は明確なターゲット層を意識した個性ある商品がヒットしやすい。 その代表例が、三養食品の「ブルダックポックンミョン(激辛炒め麺)」だ。2012年4月に発売されたこの製品は、強烈な辛さで国内外のMZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)の支持を獲得し、“非スープ系ラーメンブーム”の先駆けとなった。 スープラーメンの雄・農心もこうしたトレンドに対応しており、非スープ系の「ベホンドンビビン麺」は、2021年のブランド立ち上げ以来、同じ広告モデルを継続起用し、ブランドの認知度を高めている。 新商品も続々登場している。三養食品は最近、「メプテン・クールスパイシービビン麺・キムチ味」を発売した。特製コチュジャンソースに東南アジア産のキュベブペッパーを加え、爽やかな後味を演出。キムチと野菜のフレークでシャキシャキした食感もプラスした。 ハリムは「ヨンガリブルビビン麺」「ヨンガリブルポックンミョン」の人気に続き、辛さにカルボナーラ風クリームを加えた「ヨンガリブルポックンミョン・カルボナーラ(カップタイプ)」を発売。辛さを約10%抑え、辛いものが苦手な人でも楽しめるよう配慮した。 スープ系定番商品の派生バージョンも増えている。農心は「辛ラーメン トゥンバ 大カップ麺」でスープなしバージョンに挑戦。パルドは「オリジナルビビン麺」をベースにしたアップグレード版「パルドビビン麺Ⅱ」を投入し、選択肢を広げている。 業界関係者は「ラーメン市場も、かつてのように“国民的ラーメン”一強ではなく、特定ターゲットを狙った細分化戦略が求められる時代だ。非スープ系ラーメンはこの流れにうまく乗っており、今後も安定した成長が見込まれる」と語った。 (c)news1
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