2026 年 4月 29日 (水)
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化粧品界のTSMC?…韓国ODM企業が「AI」で製造革新、企画から30秒で商品案が完成

(c)NEWSIS

Kビューティーの急成長は、世界市場をけん引するODM、すなわち製造者開発生産を中心とした製造革新に支えられている。韓国の化粧品ODM企業は、単に製品を生産する段階を超え、商品企画から開発、パッケージングまで全過程を担うプラットフォーム産業へ進化した。

多様なブランドの成功が、製品を供給するODM企業の収益につながる構造だ。半導体産業におけるTSMC(台湾積体電路製造)に似た事業モデルで、技術力と生産スピードが市場で武器として作用する。化粧品ODM企業が人工知能(AI)の活用に力を入れる理由もここにある。

ブランド中心だったビューティー産業は、ODMとブランドの協業へと広がり、AIとデータを基盤に企画から製造まで全過程を革新する「ビューティー3.0時代」に入っているとの評価が出ている。

業界によると、世界の化粧品ODM市場で韓国企業の地位は強固だ。上位3社のうち2社を韓国企業が占めており、Kビューティーの世界的人気を背景に市場構図が再編された。

売上高基準で1位は韓国のコスマックスで、2位のイタリアODM企業インターコスとの差を広げた。インターコスが米国などの市場で成長鈍化により逆成長した一方、コスマックスは2025年の売上高が前年比10.7%増の2兆3988億ウォン(約2591億円)を記録した。

コスマックスだけでなく、韓国コルマーも躍進を続け、インターコスは上下から韓国の化粧品ODM企業に迫られている形だ。韓国コルマーは2025年、化粧品ODM部門で前年比10%以上増の1兆4700億ウォン(約1588億円)規模の売上高を記録し、業界3位水準でインターコスを目前まで追い上げている。

コスメカコリア、C&Cインターナショナルなどの韓国ODM企業も世界市場で注目されている。これらの企業が世界ODM市場の5位以内に含まれるとの調査もある。

韓国ODM企業は、殺到する注文に対応するため工場をフル稼働させる一方、世界市場への積極的な投資で現在の成長を維持する。AIの活用も製品生産の全過程で増やしている。これにより、製品企画から包装までの工程時間を大幅に短縮し、品質を担保して市場競争力を高めている。

韓国コルマーは、利用者がキーワードだけを入力すれば、AIが分析し、商品コンセプト、カラー、剤形、容器タイプまで具体的な企画案を提案する商品企画プラットフォームサービスを提供している。韓国コルマーが蓄積した研究・開発データを活用するサービスで、従来1~3カ月かかっていた作業を30秒で完了できるという。

3~6カ月かかっていたパッケージ調達期間も、AI技術により1カ月以内へ短縮している。「コルマパッケージドットコム」では、顧客が希望するパッケージ写真をアップロードすると、AIがこれを分析し、類似パッケージを推薦する。パッケージの種類、容量、製造国など、さまざまな条件で絞り込んだ結果も提供する。

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