2026 年 5月 14日 (木)
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韓国KAIST発「脱毛対策シャンプー」で「偽造品」被害…オープンマーケットで販売か

グラビティシャンプーの本物と模倣品。右の偽物は左の本物に比べ、ボトル表面が滑らかでなく、文字がつぶれたりポンプ部分が粗雑で、ポンプ中央が透明になっている=グラビティ提供(c)news1

発売から2年で累計販売185万本を記録した韓国科学技術院(KAIST)発の脱毛対策シャンプー「グラビティ」の偽造品販売の疑いが確認され、製造元のポリフェノールファクトリーが警察に捜査を依頼した。

ポリフェノールファクトリーは4月中旬、一部のオープンマーケットでグラビティシャンプーの正規品を装った偽造疑い商品が販売されている状況を確認し、4月末に関連販売者らを警察に告発した。

偽造の疑いのある商品は、公式販売チャネルではなく、オープンマーケット販売者や非公式リセラーで流通したとみられる。価格はオープンマーケットの最安値より2000~3000ウォン(約220~330円)ほど低い水準で、正規品と大きな差がないため、消費者が誤認する可能性が高かった。

ポリフェノールファクトリー側によると、偽造疑い商品はボトル表面の仕上げ、ラベル印刷の状態、誤字脱字、ポンプの品質、内容物などで正規品と違いがある。

グラビティのプラットフォーム成長チームの担当者は「偽造疑い商品が消費者被害につながらないよう、会社レベルで対応している」とし、「偽物を申告して販売が中断されても、別の事業者名で類似商品が再登録される事例が繰り返されており、公式販売先の確認が重要だ」と話した。

業界では、今回のグラビティの事例を、スキンケア中心だったKビューティー偽造品問題がKヘアケアに広がった例とみている。発売2年目のスタートアップブランドまで偽造品の標的になったという点で、消費者の注意と業界レベルの対応が必要だとの指摘が出ている。

ポリフェノールファクトリーは、公式販売チャネル以外のオンラインオープンマーケット、中古取引プラットフォーム、非公式リセラーの販売状況を常時監視している。偽造疑い商品が確認された場合、プラットフォームへの申告、販売中断要請、証拠確保、捜査機関への協力など段階的な対応を続ける方針だ。

グラビティシャンプーは、KAISTのイ・ヘシン碩座教授の研究チームが開発した脱毛機能性シャンプーで、ポリフェノール基盤の特許技術「LiftMax 308」を適用した製品だ。2026年3月には「コスモプロフ・ボローニャ」のプレミアム専用館に韓国ヘアケアブランドとして初めて展示され、4月にはフランスのプランタン百貨店に入店した。

(c)news1

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