
韓国大統領府は4日、政府の規制合理化委員会で副委員長を務めるイ・ビョンテ氏が、過去に発生した「5・18民主化運動(光州事件)」の聖域化を批判する内容などをフェイスブックに投稿したとして、厳重に警告したと発表した。大統領府は「政府の方針に反し、誤解を招く恐れがある」としている。
大統領室のカン・ユジョン(姜由楨)報道官はこの日の記者発表で、イ・ビョンテ氏の投稿について「個人の意見」としながらも、「憎悪や嘲笑に断固として反対する政府の基調に反し、所属機関の責任ある立場として不適切な振る舞いだ」と指摘。本人に対し、今後の再発防止を強く求めたという。
これに先立ちイ・ビョンテ氏は、高校野球部を巡る論争に関連し、「この国では5・18が聖域化している。大韓民国より、キム・イルソン(金日成)の写真が掲載された新聞が雨にぬれるのを見て泣き叫ぶ北朝鮮の姿だ」などとSNS上で主張し、韓国内で物議を醸していた。
イ・ビョンテ氏は4日にもフェイスブックを更新し、「表現の自由は誤った言葉も許容する基本権だ。ソウル中心部で『キム・イルソン万歳』と叫んでも許容されるべきだ」と投稿。自身の正当性を改めて主張しており、今後も波紋が広がる可能性がある。
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