2026 年 7月 5日 (日)
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体験型「ビューティーマンション」聖水に開業…韓国オリーブヤング、Kビューティー発信へ商圏拡大

30日にオープンしたオリーブヤング・ビューティーマンション聖水(c)news1

韓国のヘルス&ビューティーストア最大手「CJオリーブヤング」は6月30日、ソウル・聖水洞(ソンスドン)の北聖水エリアに、高度な体験型サービスを盛り込んだ新店舗「オリーブヤング・ビューティーマンション聖水」をオープンした。同社はすでに聖水エリアの別の場所でトレンド発信拠点を運営しているが、今回の新店舗開業により、外国人観光客に人気の高い同エリアでの「Kビューティー」体験生態系をさらに北側へと拡張する構想だ。

オープン当日の午前、赤いれんがの外観を持つ4階建ての建物の前には、開店の1〜2時間前から多くの客が長い列を作った。午前10時の開店と同時に店内に入ると、一般的なドラッグストアのように商品棚がびっしりと並ぶ空間ではなく、複数の部屋を見て回りながらブランドやサービスを体験するショールームのような光景が広がっていた。高級住宅を意味する「マンション」のコンセプトを適用し、かつての事務室の構造を生かして各階の空間を複数の部屋に区切っている。階段やれんが壁、各所に配置されたデザイン家具やオブジェが、落ち着いた雰囲気を演出しているのが特徴だ。

延べ床面積約500坪におよぶ店舗は計4フロアで構成されている。1階にはオープンラウンジを中心に、ブランドのポップアップやショップインショップの空間を配置した。これらは1〜3カ月の周期でブランドを入れ替え、再訪する顧客にも常に新しい体験を提供する。ブランド側にとっては、聖水エリアに単独の店舗を構えなくても、新製品の発売時期に合わせて顧客との接点を作ることができる利点がある。

2階と3階は、現場予約制の体験サービスに重点を置いたフロアとなっている。2階のメイクアップ体験空間では、AI画像診断を基に顧客に合うメイクを提案し、30分間のカスタムメイクを提供する本格的な体験など、当日に利用できる無料サービスを運営する。

3階にはスキンケアや美容機器、肌コンサルティングのスペースを集約した。高価な韓国製の美容機器を直接試せるスタジオを設けたほか、3D肌診断機器を活用して肌状態を分析し、高機能性化粧品を推薦する高度な診断サービスも新たに導入した。同社は近年、医療観光後にアフターケアを求める需要が増えている点に着目し、これらのサービスを強化したという。

4階には美容関連の書籍やLPレコードの試聴空間を備えた休憩スペースが設けられており、買い物を終えた顧客が滞在しながらコンテンツを楽しめる設計となっている。単なるショッピングの場にとどまらず、顧客が長時間とどまって自身の好みを見つける滞在型の空間を目指した。

同社の既存の拠点店舗が最新トレンドやブランドを紹介する革新的な性格が強かったのに対し、今回のビューティーマンションはメイクやスキンケア、美容機器といった体験サービスを一つの建物内でより細分化して提供する点に違いがある。

オリーブヤング側は、外国人観光客がこの店舗でブランドに触れた後、聖水エリア一帯の他のショールームやポップアップストアへと移動するような開放型の動線を作り、商圏全体を活性化させたい考えだ。同社関係者は、グローバルなファンには差別化された体験を、ブランドには顧客接点を提供する空間だとし、聖水エリアを外国人観光客とKビューティーブランドが出会う代表的な体験型拠点に育てていくと意気込みを語った。

(c)news1

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