2026 年 7月 5日 (日)
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[KWレポート] 韓国を動かす「新有権者」20〜30代女性のリアル (5)…ソウル市長選「2030女性の裏切り」は誤読

2030女性の選択基準(c)MONEYTODAY

韓国統一地方選挙の最大の焦点は、勝負所だったソウル市長選の勝敗だった。徹夜の開票の末、出口調査とは異なる結果が出た。選挙戦を通じて劣勢だった野党「国民の力」オ・セフン(呉世勲)候補が、与党「共に民主党」のチョン・ウォンオ候補を1.15ポイント、6万259票差で抑える波乱が起きたのだ。政界ではすぐに「2030女性がオ・セフン候補支持に回った」との解釈が出た。

地上波3社の出口調査で、20代女性票は「チョン・ウォンオ48.5%対オ・セフン41.4%」と比較的小差で、30代女性は「オ・セフン53.6%対チョン・ウォンオ42.8%」と、民主党候補がむしろ劣勢だったためだ。「共に民主党」の「岩盤支持層」である2030女性が裏切り、離脱したという分析が相次いだ。

しかし、こうした結果は期日前投票を反映できていない誤りに基づく誤読だった。期日前投票の予測値を反映した出口調査では、20代女性でチョン・ウォンオ候補が25.0ポイント、30代女性で6.0ポイント先行する形に調整された。結果的に、2030女性が「国民の力」に回ったわけではなかったという意味だ。オ・セフン候補の劇的な逆転を可能にしたのは、それよりも2030男性の圧倒的な票の集中と、60代以上の高齢層による支持の集中だった。

出口調査でオ・セフン候補を選んだと答えた比率は、期日前投票を反映しない基準で20代男性が75.3%、30代男性が66.8%に達した。保守の終盤結集と不動産問題など生活・住居争点も少なからず影響したとみられる。「極右」と一線を画したオ・セフン候補の合理的な中道路線が、若年層の参入障壁を一部下げた効果もあった。

選挙期間中、20〜30代女性が利用するネットコミュニティでの言説を分析すると、非常に興味深い事実が浮かび上がってくる。

地方選の1カ月前から2030女性の言及量を見ると、チョン・ウォンオ候補関連の投稿は54.3%で、オ・セフン候補関連の投稿45.7%をやや上回った。しかし、2030女性が民主党に結集していたわけではなかった。選挙時期に2030女性がチョン・ウォンオ候補に言及した投稿は「親・民主党」30.8%と「過去の経歴批判」20.5%に分かれた。チョン・ウォンオ候補の人物検証をめぐって意見が分かれたのだ。補正出口調査を見ると、実際の投票所ではチョン・ウォンオ候補を選んだ人の方が多かったが、無条件に後押ししたのではなく、まず検証したことになる。

オ・セフン候補も検証の刃を避けることはできなかった。選挙戦の最終盤の5月末、ソウル市の西小門(ソソムン)高架道路が崩落するという大事故が発生。これが、投票直前の有権者の心理を揺さぶる変数となった。2030女性の政治的意見も「責任論」と「擁護論」に分かれた。どの政党の候補に関する検証争点であっても、事案ごとに細かく判断し、厳しく検証したと解釈できる。2人の候補に向けられた2030女性の検証は、結局「安全と人柄」だった。「安全」は2030女性の最優先価値であり、「人柄」は最優先の選択基準だ。2人の候補に同じ物差しを当てたのだ。

(c)MONEYTODAY

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