2024 年 5月 19日 (日)
ホーム社会韓国・20代女性の家をのぞき、宅配ボックス漁ったのは「執行猶予中の性犯罪加害者」

韓国・20代女性の家をのぞき、宅配ボックス漁ったのは「執行猶予中の性犯罪加害者」

写真=gettyimagesBank(c)MONEYTODAY

知らない20代女性の家をのぞき、宅配ボックスを物色したとして、ストーキング犯罪の処罰などに関する法律違反の罪に問われた韓国の男性(36)に対し、光州(クァンジュ)地裁はこのほど、懲役6月、執行猶予2年を言い渡した。

男性は2021年9~11月、光州市西区のマンションに住む女性をストーキングした罪で起訴された。男性は廊下で窓から家の中をのぞいたり玄関前を5~10分間うろついたりするなどした。

女性が設置した防犯カメラ映像で犯行が発覚した。この男性は住居侵入強姦罪で執行猶予中だった。

男性は公判で、たばこを吸うために被害者宅の前に行き、宅配が間違って配達されていないか確認しただけだと否認した。また「被害者の家を見守る行為だけではストーキングに該当しない」とも主張した。

しかし、同地裁は「ストーキング処罰法は犯罪発生初期段階から被害者を保護し、ストーキングがより深刻な犯罪につながることを防止するための趣旨で制定された。ストーキング処罰法上『見守る行為』の対象は、必ずしも相手(人)とは限らない」と判示した。

また「被害者が提出した防犯カメラ映像と証言は信頼性が高い。被害者は相当な不安感と恐怖を感じたようだ。性犯罪で執行猶予期間中の犯行で罪状は軽くない」と指摘した。

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