
韓国京畿道富川で、10代の少年グループが車を盗んだうえ、釈放後に再び窃盗を繰り返した事件が明らかになり、少年法の運用をめぐる議論が広がっている。
JTBC「事件班長」によると、会社員の男性は自宅に停めていた車が動いたとの通知を受け、不審に思って確認したところ車両が消えていた。防犯カメラの映像から、複数の少年が車を盗んだことが判明した。
男性は警察に通報すると同時に、車両の位置追跡機能を使って自ら捜索に乗り出し、富川から仁川へ向かう途中で車を発見。現場に駆けつけた警察に位置情報を伝え、容疑者らはその場で確保された。
しかし少年らは警察の前でも「未成年なのに免許証があるわけがない」と開き直る態度を見せ、被害者が撮影すると抗議するなど反省の様子は乏しかった。車内で喫煙し、被害者の靴に吸い殻を入れていたことも分かった。
警察署に連行された際、保護者は「示談はしない、いっそ刑務所に入れてほしい」と話したという。
少年らは特殊窃盗などの容疑で拘束令状が請求されたが、「更生の可能性」を理由に一度は棄却された。ところが、その後も一部は別の少年とともに再び窃盗に及び、再逮捕された。うち1人は過去にも窃盗歴があったとされる。
最終的に再犯に関わった2人は拘束され、残る2人は不拘束のまま捜査が続いている。
専門家は「少年事件は原則として不拘束捜査だが、前科がある場合まで令状が棄却された点には疑問が残る」と指摘。被害者も「再犯が続いているのに未成年という理由で甘い対応が続くのは問題だ」と訴えている。
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