2024 年 5月 3日 (金)
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詩集「どこかで涙は発源して」

「どこかで涙は発源して」(写真=文学と知性社提供)©NEWSIS

韓国の詩人チョン・ヒョンジョン(83)が7年ぶりに詩集「どこかで涙は発源して」(文学と知性社)を出版した。

詩人チョン氏は1965年「現代文学」に登壇し「物の夢」「影に燃える」などの詩集を出したこの時代の「感覚する詩人」だ。これまで10冊の詩集を通じて自然を耽美し、芸術作品に感嘆しながら生命力について詩を通じて歌ってきた。

「日々清らかな精神/日々熱い胸/日々生き生きした体を/どうすることもできない/泉と花と空に寄りかかって/歌うしかない」(収録作「日々生き生きした体を」より)

今回の詩集を通じても、彼は感覚に集中した詩65編を披露している。世の中のあちこちに込められた生命力を感じ、「毎日のように涙はどこかから発源して川を成す」という気持ちを伝える。詩集に収録された散文からも詩に対する詩人の心を確認することができる。詩が私たちの人生おいての使い道について論じ、詩人は詩を詠み、書くことの楽しさを伝える。

60年余りを詩の創作に邁進してきた彼に対して、文学評論家のイ・グァンホ氏は「疲れを知らない創造のエネルギー」と表現した。依然として世の中を「そこに座っていたくなるほど美しい。そこで休みたくなるほど快適」と感嘆する詩人に対する評価だ。

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