2024 年 3月 29日 (金)
ホームエンターテインメントウェブトゥーン新作のネトフリ韓流ドラマ、にわかに浮上した“日本のゲームからの盗作”疑惑

新作のネトフリ韓流ドラマ、にわかに浮上した“日本のゲームからの盗作”疑惑

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米動画配信大手ネットフリックス(Netflix)の韓国ドラマ「配達人 ~終末の救世主~」(キム・ウビン主演)について、12日の公開直後から「盗作疑惑」が指摘されている。

「配達人」は、大気汚染が深刻化し、酸素ボンベなしでは生きられないという未来が舞台。伝説の配達人と難民が、新たな世界の支配者に立ち向かうというストーリーだ。映画「監視者たち」(2013)や「マスター」(2016)のチョ・ウィソク監督が脚本・演出を手掛けた。

ところが公開後、この「配達人」が、2019年11月に発売された日本のゲーム「DEATH STRANDING(デス・ストランディング)」と設定・物語・雰囲気などが似ている、という指摘がインターネット上で相次いだ。

「DEATH STRANDING」は、大災害で荒廃した米国で、主人公サム・ポーター・ブリッジズが米国の東部と西部を連結させ、大統領の娘をテロ組織から救出するというゲーム。「配達人」との類似点が指摘されている。

「配達人」の原作は2016年に発売されたウェブトゥーンであり、ゲーム発売以前の作品だが、「DEATH STRANDING」の予告編が2016年6月の段階で公開されていたという経緯がある。

ネットフリックスは16日、「盗作疑惑」について、原作は「DEATH STRANDING」が世に出る3年前から連載を始め、ゲームを盗作したのではない、という立場を表明している。

「配達人」は公開後から各国でランキング上位に入っており、韓国国内でもランキング1位になっている。

「DEATH STRANDING」を手掛けた小島秀夫監督本人も最近、ツイッターに「配達人」のポスターを掲載して「(サム・ポーター・ブリッジズと同様に)主人公は“伝説の配達人”らしい」と書き込んでいる。

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