2026 年 4月 23日 (木)
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在韓米軍司令官「いかなるTHAADシステムも移動させていない」…THAAD移動巡る混乱収束へ

ブランソン在韓米軍司令官(c)news1

ロイター通信などによると、在韓米軍のブランソン司令官が21日、米上院軍事委員会の公聴会で証言し、最新鋭迎撃システム「終末高高度防衛(THAAD)ミサイル」について「いかなるTHAADシステムも移動させていない」と述べたうえで「現在も朝鮮半島にそのまま残り任務を遂行している」と強調した。韓国外搬出説を公式に否定し、システムが引き続き韓国に配備されていると明言した。

一方で、迎撃ミサイルなど弾薬については「移動に備えて待機している」と説明し、砲台全体ではなく一部資産が中東へ移される可能性があることを示唆した。

今回の搬出説が広がった背景について、司令官は烏山空軍基地内で装備を機動的に動かしたことが誤解を招いたと説明した。弾薬移送準備の過程で装備の移動が確認され、それが朝鮮半島外への移転と受け取られたという。

また、過去に一部資産が移動した事実は認めつつも、今回の議論とは無関係だとした。2025年6月の対イラン空爆作戦「ミッドナイト・ハンマー」に先立ち、レーダーなどが移動したケースはあったが、THAADシステム本体ではなかったと述べた。

今回の論争は、米紙が3月に米国防総省が韓国配備のTHAADの一部を中東へ移していると報じたことをきっかけに広がった。当時はイランのドローンや弾道ミサイルへの対応措置と伝えられていた。

(c)news1

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