2026 年 6月 6日 (土)
ホーム社会医師免許を失う恐怖で…韓国・飲酒運転の医師、摘発5分後に「代行呼び出し」の偽装工作がバレて猛批判

医師免許を失う恐怖で…韓国・飲酒運転の医師、摘発5分後に「代行呼び出し」の偽装工作がバレて猛批判

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飲酒運転の医師に執行猶予、虚偽の量刑資料提出 韓国・光州地裁

韓国の光州地裁はこのほど、道路交通法違反(飲酒運転)の罪に問われた33歳の医師の男に対し、懲役1年、執行猶予2年(社会奉仕40時間と順法運転講義40時間の受講を含む)の判決を言い渡した。男は裁判で善処を求めていたが、提出した資料に虚偽が含まれていたことが発覚し、裁判官から「裁判所を欺こうとした」と厳しく批判された。

判決などによると、男は2025年9月28日午後10時15分ごろ、光州市内の駐車場から検問場所までの約2.5キロを、血中アルコール濃度0.123%の泥酔状態で運転した。男には2019年にも飲酒運転で罰金刑を受けた前科があった。

男は裁判で起訴内容を認める一方、韓国の医療法上、禁錮以上の刑が確定すれば医師免許を失うとして罰金刑への減刑を求めていた。また、「何度も代行運転を呼んだが見つからず、やむを得ず知人宅まで運転した」と主張し、その証拠として呼び出し履歴の資料を提出していた。

しかし、裁判所の調べで、履歴に記載された呼び出し時刻が警察の検問から5分後の「午後10時26分」だったことが判明。摘発された後にアリバイ作りとして代行運転を呼んでいたことが明らかになった。裁判官は「裁判所の量刑審理を欺こうとするもので、防御権の乱用に当たる」と指弾した。さらに、男が反省の証拠として提出した奉仕活動の実績は15〜18歳当時のものであり、低所得層への寄付も起訴直前に始まったものだったと指摘された。

医師側は「資格を失う恐れがある」とも訴えたが、判決では、職務外の犯罪でも禁錮以上の刑で免許取り消しとなるよう改正された医療法の趣旨に言及。「医療従事者の社会的責任を強化する法律があるからといって、逆に刑を軽くするのは不合理だ」として退けられた。

地裁は「過去に善処されながら再犯し、アルコール濃度も高く危険性は軽視できない」としつつも、「地方医療の現場で医師としての責任を果たしてきた貢献度を考慮した」とし、懲役刑の執行を猶予した。

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