2024 年 5月 6日 (月)
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借金100兆円の韓国、今年はGDPの半分を超える

(c)news1

韓国で昨年、国家債務が史上初めて1000兆ウォン(約100兆円)を突破し、今年は国の借金が国内総生産(GDP)の半分を超えるのではないかと懸念されている。政府は緊縮基調を維持し、国家債務を適正水準以内に管理するという立場だが、半導体など製造業の輸出不振でGDP自体が予想より減る可能性も高い。

企画財政省によると、昨年の国家債務は、前年(970兆7000億ウォン)に比べ約97兆ウォン(10%)増の1067兆7000億ウォンに達した。GDP比では49.6%で、中央・地方政府が返さなければならない国の借金が1000兆ウォンを超えたのは今回が初めてだ。

韓国の国家債務は着実に増え続けている。新型コロナウイルス感染以前の2018年には35.9%だった対GDP比国家債務比率が2019年37.6%、2020年43.6%、2021年46.9%と増加してきた。

今後の見通しも明るくない。同省は昨年、対GDP比国家債務比率が2023年49.8%、2024年50.6%、2025年51.4%、2026年52.2%などに増えると見通した。早ければ来年からはGDPの半分以上が国の借金になるわけだ。

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