2024 年 4月 29日 (月)
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会議の記録作成から分析まで…韓国企業、AIソリューションで効率アップ

ディープブレインAIがハナ銀行に供給した金融界初のAIバンカー(写真=ディープブレインAI提供)(c)NEWSIS

韓国の企業・公共機関で、人工知能(AI)ソリューション導入により業務効率や生産性を高める事例が増えている。特にスタートアップが独自開発したAIソリューションが活用される事例が多数現れている。

会議内容の自動記録や主要課題をモニタリングするサービスから、広告文の草案作成、対話型AIヒューマンソリューションで消費者に応対するなど、さまざまな形で支援している。

韓国で信頼度の高いAI技術を基に、各分野の企業と公共機関からラブコールを受けているスタートアップが続々と登場している。

「リターンゼロ(Return Zero)」は情報技術(IT)や金融、教育など、業界を代表する20社余りの企業に対し、会議内容をテキストに変換する「コールラボ(CALLABO)」を提供している。

コラボは企業間取引(B2B)専用サービス。オンラインテレビ会議プラットフォームのグーグルミートやズームを活用して、遠隔での業務ミーティングやインタビュー、社内会議など多様な状況に適用できる。

コラボをグーグルカレンダーと連動すれば、日程に登録された遠隔ミーティング開始時に「コラボレコーダー」が自動的に駆動し、ミーティングを録画する。録画映像は変換されたテキストとともに一つの画面で見ることができる。出席者の声をそれぞれ分類し、一人一人の対話比率も確認できる。

テキストに変換された会議内容をクリックすると、言及した時点の映像が再生される。特定の単語が話し合われた会議や開催日時、言及内容も確認できる。会議中に言及されるキーワードを分類・抽出する「トピックトラッカー」、手軽な共有機能、ブックマークなどの付加機能を支援する。

仮想人間を活用した消費者応対サービスも注目される。「ディープブレーンAI」は音声・映像合成、自然言語処理、音声認識技術を融合した対話型AI技術でAIヒューマンソリューションを公開している。

リアルタイムで双方向のコミュニケーションが可能なバーチャルヒューマンの強みを前面に出している。金融、教育、メディア、政治、コマースなど多様な産業分野でサービスを提供している。

(c)NEWSIS

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