
2026年北中米ワールドカップをめぐる予測市場の熱気が高まっている。試合結果はもちろん、得点王や政治イベントまで賭けの対象となり、関連取引規模が50億ドル(約7兆7000億円)を超えた。
ブロックチェーンデータプラットフォーム「Dune Analytics」によると、ブロックチェーン基盤の予測市場「ポリマーケット」と、米国の規制下にある予測市場「Kalshi」のW杯関連累計ベット額は、2026年に入って50億ドル(約7兆7000億円)を突破した。
ポリマーケットは最近、W杯専用カテゴリーを新設し、優勝国、得点王、個別試合の結果など、さまざまな予測市場を運営している。利用者は各試合の勝敗や引き分けの有無に賭けることができ、試合ごとに数十万~数百万ドル規模の取引が成立している。
25日に予定されている南アフリカと韓国の試合の予測市場では、約32万6000ドル(約5億円)の取引があった。参加者は韓国の勝利可能性を59%と評価し、引き分けは25%、南アフリカ勝利は17%と見込んだ。
国別の優勝可能性を予測する市場も活発だ。ポリマーケットの「W杯優勝チーム」市場では、この日基準でフランスが20%と最も高い優勝確率を記録した。続いてスペイン14%、イングランド13%、アルゼンチン12%の順だった。同市場の累計取引量は約28億9600万ドル(約4兆4639億円)に達する。
得点王市場では、フランス代表のFWキリアン・エムバペが最有力候補と評価されている。
政治関連イベントにも資金が集まっている。「トランプ米大統領がW杯決勝戦を観戦するか」を問う市場では、出席の可能性が86%と集計された。
ポリマーケットへの利用者流入も急増している。The Blockのデータによると、ポリマーケットは今月、米アップストアの人気アプリランキングで117位から6位まで急上昇した。
W杯特需を追い風に、ポリマーケットの利用者層も広がっている。ポリマーケットはこれまで、米大統領選の結果、政策金利の決定、暗号資産価格の見通しなど、政治・経済イベントを中心に成長してきた。だが最近は、W杯のようなグローバルスポーツイベントが予測市場の大衆化をけん引する代表的コンテンツになっているとの評価が出ている。
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