2024 年 4月 25日 (木)
ホームライフスタイルトラベル中国への団体観光「伸び」…韓国旅行各社、パッケージ販売へ期待感

中国への団体観光「伸び」…韓国旅行各社、パッケージ販売へ期待感

中国湖南省張家界大峡谷のガラス吊り橋(c)AFP/news1

新型コロナウイルス感染の拡大で中断されていた中国への団体旅行が「解禁」となり、韓国の旅行業界が団体パッケージ商品の販売に集中しはじめた。

中国政府は団体観光ビザの許容地域を拡大し、海外入国者に対する48時間以内のPCR検査を廃止したことで入国が容易になった。

旅行業界関係者によると、北朝鮮の白頭山(ペクトゥサン)=中国名・長白山=旅行の玄関口である吉林省延吉や、グルメ都市として有名な四川省成都、湖南省長沙も韓国団体観光客の入国が可能になった。

ハナツアーとモドゥツアーネットワークは3年ぶりに、白頭山への団体旅行客を送り出した。ハナツアー関係者は「6月出発までの中国旅行の需要は2000人を超える。成都など中国の他地域でも旅行需要の回復傾向はいっそう明確になるだろう」と期待した。

中国は海外入国者を対象にした入国前のPCR検査を抗原検査に変更する。

中国外務省の毛寧副報道局長は定例記者会見で「中国と外国の往来を便利にするため、科学的かつ正確で安全で秩序ある原則に従って入国者政策を最適化した」と述べた。

モドゥツアーの関係者は「コロナ以前と比較すればビザ関連(費用、発給所要期間)に変化はなく、中国旅行が容易になった。今年下半期には2019年の50%水準まで回復すると期待している」と見ている。

(c)news1

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